失敗した予約
ブログネタ:年末年始、何をする? 参加中年末年始に友人達と、箱根に知り合いの旅館があるので 行こうと云うことになり、
自分達で勝手に予定を立てていた。
全部で8人の大人数だ。
知り合いだから 予約も取れると
勝手に思い込み、日にちも まだあるからとタカをくくっていた。
そして予定も決まり 知り合いの旅館に電話して12月31日と元旦の2日間を、予約したら
笑われた。
「今頃予約しても無理だよ。箱根駅伝がありからね」
忘れてた…
正月は年に一度の大学生の祭りがあったのを
友人達の誰もが
そのことに気が付かなかったのだ。
予定を立てたものの旅館が取れないんじゃ 話にならない。
急遽 予定を変えて
健康ランドで正月を迎えようと 云うことに変わったのだった。
とにかく正月は
家のことは 何にもしないで
風呂に入って
酒飲んで 寝る
それが一番だった。
まぁ 温泉ではないが
泊まれる部屋のある健康ランドだから
旅館と同じだ。
今度はちゃんと予約も取れたので
一応は成功だ。
今から 楽しみな
年末年始である。
連続小説「俺の人生・ヤクザ廃業」
昭和26年の初夏に
俺は父 一郎と母 喜代子との間に
生まれた。
父はヤクザの組長で叔父の健二と二人三脚で 切り盛りしていた。
俺が生まれる2年前に 抗争で殺人罪で
服役中の雄二の他に十数名の組員がいる
父は 俺が生まれたのをキッカケに
ヤクザをやめようと考えていた。
姉の のり子も ヤクザの娘ということで学校で イジメられてもいた。
父は ヤクザ廃業を決心し、叔父の 副組長でもある健二に「俺は引退する。あとは お前が組長として やってくれ」
と頼んで 引退をしたのだった。
父は 佐世保から出て 一から出直すつもりで
誰も知らない熊本へ移ろうと決めた。
職もなく 知り合いもない熊本で、父は取りあえず 住む場所を見つけ、一家4人で引っ越した。
父は多少の金は あったが いつまでも
職につかない訳にはいかず、何かやることを考え、
思いついたのは
山村部に 魚を売ること、魚の行商をやることにした。
朝早くに市場に行き 魚を仕入れて、リヤカーで 歩いて
山村に売りに行った。
ヤクザをやっていた父が そんな仕事をやるには、大変な苦労があったと思うが 父は毎日 朝から夜遅くまで 売って歩いたのだった。
そんな生活のうちに 俺の弟が生まれた。
父の魚の行商は 馴染み客も増えて、仕事は順調に進み、父はリヤカーから
小さなトラックを買い 仕事を増やした。
その頃には 俺は小学校に入学する年になっていた。
父は、行商しているだけでは 家族4人が 生活していくだけで 未来が不安になり 魚屋を構えようと考えたが、
叔父の健二に相談したら、海鮮の会社を作ったらどうだ と
いうことになり
海鮮会社を創立することにした。
小さな会社だが、父には一国一城の主になった。
その頃 殺人罪で服役していた雄二が
出所してきて、父の所に訪ねてきた。
雄二は叔父の組には戻らすに 父の仕事を手伝いさせてくれと 父に頼み込んだのだった。
元々 父の人間性に惚れて ヤクザになった男である。
父は自分の為に体張った雄二に 断れる筈もなく、会社の仕事をやらせることにした。
ヤクザしか知らない雄二もまた、父と同じように魚の行商から始めたのだった
つづく
俺は父 一郎と母 喜代子との間に
生まれた。
父はヤクザの組長で叔父の健二と二人三脚で 切り盛りしていた。
俺が生まれる2年前に 抗争で殺人罪で
服役中の雄二の他に十数名の組員がいる
父は 俺が生まれたのをキッカケに
ヤクザをやめようと考えていた。
姉の のり子も ヤクザの娘ということで学校で イジメられてもいた。
父は ヤクザ廃業を決心し、叔父の 副組長でもある健二に「俺は引退する。あとは お前が組長として やってくれ」
と頼んで 引退をしたのだった。
父は 佐世保から出て 一から出直すつもりで
誰も知らない熊本へ移ろうと決めた。
職もなく 知り合いもない熊本で、父は取りあえず 住む場所を見つけ、一家4人で引っ越した。
父は多少の金は あったが いつまでも
職につかない訳にはいかず、何かやることを考え、
思いついたのは
山村部に 魚を売ること、魚の行商をやることにした。
朝早くに市場に行き 魚を仕入れて、リヤカーで 歩いて
山村に売りに行った。
ヤクザをやっていた父が そんな仕事をやるには、大変な苦労があったと思うが 父は毎日 朝から夜遅くまで 売って歩いたのだった。
そんな生活のうちに 俺の弟が生まれた。
父の魚の行商は 馴染み客も増えて、仕事は順調に進み、父はリヤカーから
小さなトラックを買い 仕事を増やした。
その頃には 俺は小学校に入学する年になっていた。
父は、行商しているだけでは 家族4人が 生活していくだけで 未来が不安になり 魚屋を構えようと考えたが、
叔父の健二に相談したら、海鮮の会社を作ったらどうだ と
いうことになり
海鮮会社を創立することにした。
小さな会社だが、父には一国一城の主になった。
その頃 殺人罪で服役していた雄二が
出所してきて、父の所に訪ねてきた。
雄二は叔父の組には戻らすに 父の仕事を手伝いさせてくれと 父に頼み込んだのだった。
元々 父の人間性に惚れて ヤクザになった男である。
父は自分の為に体張った雄二に 断れる筈もなく、会社の仕事をやらせることにした。
ヤクザしか知らない雄二もまた、父と同じように魚の行商から始めたのだった
つづく
連続小説「俺の人生・抗争 殺人」
父が興した「〇Ⅹ一家」は
佐世保の繁華街から少し離れた所に
一軒家を借りて
父の住まい 兼 事務所とした。
まだ 独身である父は娘の のり子と
他に 二人の子分と
住んで 生活していた。
一家の収入は
造船所や港湾への
仕事の斡旋が主で
あとは 月に一回程度の 賭場を開き
素人の旦那衆を集めての 博打をやる。
ある日
父と健二は
小さな旅館を借りて賭場を開いていた
素人の旦那衆が
集まって 博打を打っていた
客の中には 親戚筋にあたるヤクザも
遊びに 来ていた
寺銭も上がり
月に一回の賭場も
順調だった
ところが
客の中に 以前
副組長である父の弟健二を刺して
父に半殺しにあった
〇〇組の幹部が数人を連れて客の中にいたのだった
そいつらは
博打に関係なく
難癖をつけはじめて場の空気が
悪くなりだしたのだった。
父は 素人の旦那衆を巻き込む訳にはいかないので
賭場を閉めることにして
旦那衆を送り出して
その〇〇組の幹部達を残した。
奴らは 博打をしに来たのではなく
以前の喧嘩の逆恨みで 乗り込んで来ていたのだった
その幹部はかなり酔っていたみたいだが
父にとってみれば
賭場荒らしである。
奴らは隠し持っていたドスを手に
暴れだした。
父は子分の中で一番信頼している「雄二」に
「幹部の奴 あいつだけを 殺れ」
と命じた。
雄二は
「わかりました」
と ひと言
奥の台所から日本刀を持って来て
いきなり 幹部の頭を大上段から日本刀を振り下ろしたのだった。
そいつは頭からドクドク血を流し
ピクピクと痙攣をおこし
しばらくして
動かなくなった。
死んだのだ
他の数人は
「わぁー わぁー」
叫びながら
逃げ出した。
雄二は親分である父に
「行って来ます」
と頭を下げ
警察に出頭した
雄二はその殺人により
懲役八年を打たれ
刑に服した。
父の一家は
その事件によって
一躍有名になったのだった。
それから一年くらいたった頃
父は通っていた床屋の娘 喜代子と知り合い
娘の のり子も 喜代子とは仲良くなっていた。
父は喜代子に
「娘の母親になってくれ」
と頼んで所帯を持った
それから一年後
俺が生まれた
・・・・・つづく
佐世保の繁華街から少し離れた所に
一軒家を借りて
父の住まい 兼 事務所とした。
まだ 独身である父は娘の のり子と
他に 二人の子分と
住んで 生活していた。
一家の収入は
造船所や港湾への
仕事の斡旋が主で
あとは 月に一回程度の 賭場を開き
素人の旦那衆を集めての 博打をやる。
ある日
父と健二は
小さな旅館を借りて賭場を開いていた
素人の旦那衆が
集まって 博打を打っていた
客の中には 親戚筋にあたるヤクザも
遊びに 来ていた
寺銭も上がり
月に一回の賭場も
順調だった
ところが
客の中に 以前
副組長である父の弟健二を刺して
父に半殺しにあった
〇〇組の幹部が数人を連れて客の中にいたのだった
そいつらは
博打に関係なく
難癖をつけはじめて場の空気が
悪くなりだしたのだった。
父は 素人の旦那衆を巻き込む訳にはいかないので
賭場を閉めることにして
旦那衆を送り出して
その〇〇組の幹部達を残した。
奴らは 博打をしに来たのではなく
以前の喧嘩の逆恨みで 乗り込んで来ていたのだった
その幹部はかなり酔っていたみたいだが
父にとってみれば
賭場荒らしである。
奴らは隠し持っていたドスを手に
暴れだした。
父は子分の中で一番信頼している「雄二」に
「幹部の奴 あいつだけを 殺れ」
と命じた。
雄二は
「わかりました」
と ひと言
奥の台所から日本刀を持って来て
いきなり 幹部の頭を大上段から日本刀を振り下ろしたのだった。
そいつは頭からドクドク血を流し
ピクピクと痙攣をおこし
しばらくして
動かなくなった。
死んだのだ
他の数人は
「わぁー わぁー」
叫びながら
逃げ出した。
雄二は親分である父に
「行って来ます」
と頭を下げ
警察に出頭した
雄二はその殺人により
懲役八年を打たれ
刑に服した。
父の一家は
その事件によって
一躍有名になったのだった。
それから一年くらいたった頃
父は通っていた床屋の娘 喜代子と知り合い
娘の のり子も 喜代子とは仲良くなっていた。
父は喜代子に
「娘の母親になってくれ」
と頼んで所帯を持った
それから一年後
俺が生まれた
・・・・・つづく
