臨床工学技士会の総会で講師 | Akita-Ryuの気まま日誌

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ついに全国大会から1週間過ぎてしまいました。

しかし…ブログUP出来ず~(>_<)

大会内容 & 観光の旅行記。
既に賞味期限切れ気味あせる

落ち付いたら書きたいと思いますが、どうでしょうガーン

今日は、公益社団法人秋田県臨床工学技士会の総会において、
新人技士さんに透析患者の生の声を聞いてもらい、
今後の仕事に生かしてもらおうと、
Ryu達、患者会の事務局から3名が講師として出席して来ました。

透析のMEさんはじめ病院で働く臨床工学技士さん達の会です。

※以前も指摘しましたが…ぎしさんは、技師ではなく、技士と書くんですよ!!
少なくとも本人たちは技師と呼ばれる事に抵抗を感じている筈です。
今度、自分の透析室の「ぎしさん」に聞いてみてください~??

午前11時から約1時間半に渡ってお話をして来ました。

まずは、自己紹介から…
どこで透析しているか?透析歴?透析導入のきっかけは??
を一人5~10分ぐらいで。
「透析導入のきっかけ…」というのは、話せば長くなりますよね。
まとめるのに一苦労です。

次に透析における技士さんの患者の対する対応など、
思っている事を忌憚なく話して下さい??
ということでした。

検査データの伝達方法や指導について。

また、穿刺の技術についてなど??

各病院に必ずしも技士がいる訳ではありませんが、
国家資格となって医療行為を行なう事が可能となって20年以上経ちます。
その中で、技士さんの役割が大きくなってきていると思います。
特に医師が不足している現状では、
ただ、機械のメンテナンスをしていれば良い訳ではなく、
積極的に医療に関わって、患者とのコミュニケーションをとって欲しいと思います。

また、新人のうちはどうしても「穿刺」に対して、自信がないから、
その気持が穿刺時に出てしまい、緊張感が患者に伝わって、
両方が緊張して悪い状況に陥りがちになるので、
自信をもって、穿刺に臨んで欲しいものです。

巧い人とそうでない人の差もありますが、
理事長コメントで、上手い人の技術を目で見て盗んで欲しいと言っていました。

患者も優しい目で見てあげることが肝要ですね。
患者はスタッフを育てるのだと思います。

あと…コミュニケーションについて??

Ryuは、積極的にスタッフの方からコミュニケーションを
取ってもらいたいと常々思っています。
得てして、家族や仕事の同僚よりも
透析のスタッフとは濃密な関係になりますから、
「また、この次も頑張ろう」と思える環境や、
より良い透析を患者と一緒に考えながらやって行って欲しい…とお話しました。

また、災害の対応についても、
秋田県内の透析室の連携を取って欲しいとお願いして来ました。

最後に質問コーナーで、技士が思っている「良い透析」と
患者が日頃考えている「いい透析」には乖離があるように思う…

3名の患者さんの「良い透析」って、何ですか??

がありました。

先の全国大会のテーマにもなっていましたが、
一番は、透析時間は4時間では短いから、
現在の6時間プラスαで、
出来得れば…隔日透析が出来ないか?(2日あきのリスク軽減)
秋田でも「在宅透析」をしてくれる病院があれば良いにのな~と
Ryuからは申し上げました。

今回、公益社団法人となって、初めての総会で
患者の話を直接聞く…というのは、初めての試みだったようです。

これからも、患者の気持をコミュニケーションによって酌みとって、
臨床工学技士さんが中心となって、
透析医療を引っ張って行ってもらいたいと思いました。