「調神社(つきじんじゃ)」の 兎さま | 大地の恵み(旧 ランチ日記in栃木)

大地の恵み(旧 ランチ日記in栃木)

ちょい前、7年間宇都宮に単身赴任してました。
上戸祭に住んでいて、日光も近く、人生をリセットできました。
以来、栃木を応援しております!

昨日、アップしたつもりが、写真が写っておりませんで、

新年そうそう、大変失礼しましたでしたm(_ _ )m

おまけに「出没アド街ック天国SP」に「調神社」が登場したとか☆

うさまま さん、教えていただき、ありがとうございました~)

ということで、昨日の記事を書き直しました~



このお正月、まったりと、さいたまは北浦和に生息しておりまして、

宇都宮に戻りますのは、1月4日の予定です。

元旦は、今年はウサギ年、・・・ということで、

早朝から「調神社」(つきじんじゃ)に行ってきました~



地元では「つきのみや」と呼ばれ親しまれてる神社で、

狛犬ならぬ狛兎(コマウサギ)で有名なんです。

あと、鳥居が無い神社!というのも、マニアの中では有名だとか。



まだ夜が明けやらぬ時間で、まだ参拝客はまばらでした。


ランチ日記 in 栃木!- 宇都宮中心に栃木のランチを食べ歩き -


有名な狛兎、神社入口の左右を守っています。

こちらが右側、阿形の兎ですが、口は開いていませんw


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そしてこちらが左側、吽形の兎。

兎信仰で、兎が神使とされたとか。


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調は、もともとは、租庸調の調。

このあたりには、伊勢神宮に納める貢物の倉庫があったと言われています。

中世になって、調(ツキ)を月にかけ、月待信仰と結びつき、兎信仰へ。

そんなこんなで、地元では親しまれた神社。

手水舎の兎さま(↓)は、ちと現代風すぎるキライもありますが (@_@)




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手水は、柄杓で水をとり、まず左手を洗う。

そして柄杓を持ち替えて、右手を洗う。

もう一度柄杓を持ち替え、左手に柄杓から水を受け、口を漱ぎましょう!

(柄杓に口をつけて水を飲むのは・・・)




この神社、ふだんは鬱蒼とした雰囲気の神社で、やや神秘的なスポットです。

元旦であり、兎年だからでしょうか、急速に参拝客が増えてきます~。

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列が長くなる前に参拝をすませ、本殿の脇の池へ。

ここには最近頭数が増えたとかという兎が

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さて、ここ調神社には、旧・本殿というものがあります。

実は、これこそが「さいたま市指定有形文化財」なんですね (°∀°)b 。

池を回ると、赤い鳥居が見えてきます。


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ここをくぐりぬけますと・・・

これです!!



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ほら、説明書も、ちゃ~んとあります。

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お賽銭箱は置いてありません、が

錠前の横にちいさな穴が開いておりまして・・・

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ここから十円玉を投入!!

お賽銭を入れた後、鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝 (°∀°)b





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参拝を終えた後、この旧・本殿を左脇に回り込んでみました。

彫刻をよ~く、観察していくと・・・

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・・・おおっ ありました!

本日、最大のターゲットは、この彫刻だったのであります!

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左側にあるということは、きっと右側にも・・・

おおっ やっぱし、ありました、ありました!!

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江戸時代中ごろの享保18年、西暦で言えば1733年の建造、

天照大御神、豊宇気姫命、素盞嗚尊を祀った「調神社旧本殿」。

この兎こそが、月待信仰の痕跡、神使に違いありませんw

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一時間ほど歩きまわるうちに、いつのまにか境内は参拝客がギッシリ~。

境内が接している中山道にまで行列ができてしまいました。

(手水舎や参拝場所が狭いので、参拝客がちょっと増えると、こうなってしまいます。)




ちと遠いかも、ですが、たまには、こんなローカルな神社もいかがでしょうか?

今年は兎年、ご利益があるかもしれませんよね~ :*:・( ̄∀ ̄)・:*:



調神社(つきじんじゃ)  

さいたま市岸町3

TEL048-822-2254

※地元では「つきのみや」という愛称で呼ばれています。

※鳥居がないことでも特異な神社です。