あれー こんなとこにあったの?
重村三夫さんの作品は、以前なにかで見て印象に残っていたのですが、
その「階段」(1990)が、埼玉県立近代美術館(MOMAS)収蔵とは知らなんだ(@_@)。
常設展を見終わった・・・と思って出口に向かったら、
その右脇の扉に何気に貼ってある「屋外展示」の張り紙が目に留まりました。
結構みなさん通り過ぎてくし、
私も今までその扉を押したことがなかったのですが、
どーなってんだろ、と重い扉をあけてびっくりでございました。
オブジェが何体かあって、じっくりそれらを見ているうちに、
美術館の建物のあいまに目立たない階段があって、
そこに回り込むと、この作品なのです。
つまり、階段全体が作品(写真はごく一角で、像がもう一体あります)なのだ。
常設展はⅢ期まであり、今やっているⅠ期では、ルオー「横向きのピエロ」などが観れます。
デルヴォーやキスリングがⅡ期、Ⅲ期で出てくるはず(たぶん)で、今から楽しみ。
たまにはゲージツを、の週末でした。
(観にいったのは6月6日の日曜日。)