2007年8月28日(火) 雨 のち 曇り のち 晴れ
お盆にFっちゃんから山本文緒の『眠れるラプンツェル』を借りていたのを思い出した。
読み出したら、いつの間にか引き込まれて…入り込んでしまっていた。
初めての作家、山本文緒との遭遇…
新たな発見…
先日の日野啓三との遭遇も新たな出会いであったが…
(文体と空間の次元が---とでも云うか…)
また特異な印象であった。
主人公の汐美のどことなく不安定で優柔不断で人の顔色を伺っている部分…
『大人になりきれてないんじゃあぁぁないの…』と批判されそうな…。
自分の内なる部分とリンクしたせいかもしれない。
触れてほしくない…立ち入ってほしくない部分を逆撫でされたような…
妙な感覚に襲われながら…
在りえない特異な出来事であるようで、実は…
一歩間違えたら自分の中にも汐美になってしまう要素が多分にある事実を思っていた。
誰かを突然、好きになって、どうしようもなく好きだと想う…
その想いが実は、別の…内なる想いから来ている事に気づかずに…。
ひさびさに…獏氏を想っていた
。
P.S
相方 との冷たい戦争は継続中
ひさびさに私も頑なに内に入って寡黙。
夏ではあるが自然解凍には時間がかかりそうである。
電子レンジでスピード解凍~『チイイイ~ン…』とは、いかないみたいだ。
お陰で毎夜のSII-とのウオーキングも毎水曜日のSII-の病院も
今週は私の対応になりそうである。
こういうとき、『やっぱり仲良くしておくべきだった…』と切に思うわけで…
勝気な自分の性格に呆れ返りながら…
*:..。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆