さすが?思わず“のりピースマイル”

デイリースポーツ [9/18]



覚せい剤取締法違反(所持と使用)の罪で起訴された女優・酒井法子被告が17日、拘置先の東京湾岸署から保釈された。


同署に専属のヘアメークを呼び、薄めの“反省メーク”を施した酒井被告は、地味な黒いパンツスーツ姿。

しっかりとした足取りで現れ、集まった300人の報道陣を前に足を止めて謝罪した。逮捕から41日目。

時折“のりピースマイル”すら浮かべた保釈劇だった。




午後4時29分、黒いパンツスーツに黒い飾りのないパンプス姿で酒井被告が湾岸署の正面玄関から姿を見せた。

無数のカメラのフラッシュを浴び、華々しいアイドル時代を思い出したのだろうか、両方の口角をキュッとあげた“のりピースマイル”すら浮かべた。

酒井被告はずらり待ちかまえた報道陣に向かいまず一礼。

「酒井法子を応援してくださった皆様、
このたびはホントに申し訳ありませんでした」としっかりとした口調で謝罪。


顔を上げた時には、一瞬涙をこらえるように表情をゆがめた。

その後、6秒ほど頭を下げたが、報道陣からの「なぜ逃げたんですか」、
「今どんな気持ちですか」という問いかけには一切答えず、再び何度かのりピースマイルを浮かべ、迎えの赤いワゴン車に乗り込んだ。



出頭前の逃亡中に毛髪検査対策のため髪を切ったり染めたと言われていたが、
確かに茶色く染めた髪は短めで、頭皮に近い部分は黒い部分が出た“プリン状態”だった。



実は保釈決定後の午後3時過ぎ、男女2人を乗せたタクシーが湾岸署内に入っていった。

関係者によると、酒井被告のヘアメーク担当者。用意された地味なスーツに着替え、髪もブローでストレートにし、アイメークばっちりだった記者会見とは違い、
うっすらとピンクの口紅をひきファンデーションを軽く塗った薄めメークを施してもらい“保釈=反省スタイル”を完成させた。



毎日しっかり食事をとり、規則正しい“クスリ抜き”の生活で、体は以前よりふっくらしたようにも見えた。

左手薬指に結婚指輪はなく、代わりに長めのシャツで必死に隠してはいたが、星形の入れ墨(タトゥー)が見えていた。