酒井法子被告保釈、ボロボロ泣き謝罪会見
サンケイスポーツ [9/18]
覚せい剤取締法違反罪で起訴された女優、酒井法子被告が17日、保釈保証金500万円のうち残っていた250万円を東京地裁に納付し、警視庁東京湾岸署から保釈された。
その際、報道陣と一般人を合わせた500人の前では時折、笑顔も振りまいたが、
東京・一ツ橋の如水会館で開いた謝罪会見では大粒の涙がこぼれて落ちた。
テレビ各局が全国で生中継する中、自ら犯した罪にさいなまれたのか-。
こらえていた分だけ、大粒の涙がポロポロこぼれる。
「決して手を出してはならない薬物に、自分の弱さゆえ負けました。
自分の罪を悔い改め、二度とこのような事件に手を染めることがないよう、一生の約束として固く心に誓います」
保釈即日に開いた異例の謝罪会見。後悔の念があふれ出たのか、開始わずか2分で、酒井被告は目頭を熱くした。
会見から2時間前の午後4時29分。8月8日の逮捕以来、40日ぶりにシャバの空気を吸った。
東京湾岸署の正面玄関に姿を見せると、「のりピー」の声援が飛ぶ。かつてのトップアイドルの“悲しい性”か、その声に反応し、時折笑顔を浮かべて白い歯を見せたが、すぐに神妙な表情で頭を下げた。
「これまで酒井法子を応援してくれた皆さま、本当に申し訳ありませんでした」。
第一声で短く謝罪すると、7秒間にわたって再び頭を下げた。
目には涙をためていたが、唇を噛みしめて必死に抑える。服装は黒の長袖ジャケットに黒のパンツ。
左足首のタトゥーは露出しなかったが、夫の高相祐一被告とペアで入れた左手薬指のタトゥーは、チラリとのぞいた。
拘置中は3食をしっかり取り、軽い運動も日課となっていた。薄化粧を施されたほおは、幾分かふっくら。
逮捕1カ月前にテレビ出演した際、ほおがこけ、青白かった顔とは一変。
隈のような目尻のくぼみにだけ、1カ月以上にわたる取り調べの疲れが垣間見えた。
迎えのワゴン車に乗り込もうとする酒井被告には、報道陣から「何で逃げたんですか」「覚せい剤をやめられるんですか」と矢継ぎ早に攻められる。
その瞬間、東京湾からの潮風で揺れた髪の毛に、薬物使用の“爪痕”が浮き彫りになった。
襟足までのショートヘアは根元から中央まで黒色で、その先は赤茶色。
これまでの供述で、毛髪鑑定で覚せい剤の使用時期や頻度が判明しないように出頭前に短くカットし、
さらに染めていたことが判明。ツートンカラーの髪の毛が、隠蔽工作の証となった。
約24キロ離れた如水会館での謝罪会見では服装を“お色直し”し、濃いめのメークで登場。
左手薬指と左足首のタトゥーはファンデーションで消されていた。来月26日には初公判を控える身だけに、質疑応答は受け付けず、自分の言葉だけで語った。
「取り返しのつかないことをしてしまった自分の弱さを戒め、反省をし、もう一度生まれ変わった気持ちで心を入れ替え、
日々努力していきたく思っております」
会見のコメントは拘置中に自ら考え、3枚綴りの便せんにしたためたものをテーブルに置いて、ほぼ暗記して読んだ。
無数のフラッシュを浴び、最後にはたまらずハンカチで涙を拭った。
この日の夜からは、継母(62)が肺がんの治療をしている東京・新宿区内の大学病院に、自身も入院してメンタル面の治療を受ける。
離れ離れになっていた長男との対面も可能となり、人間らしい生活を取り戻していく。一生、薬物とは縁を切って。
サンケイスポーツ [9/18]
覚せい剤取締法違反罪で起訴された女優、酒井法子被告が17日、保釈保証金500万円のうち残っていた250万円を東京地裁に納付し、警視庁東京湾岸署から保釈された。
その際、報道陣と一般人を合わせた500人の前では時折、笑顔も振りまいたが、
東京・一ツ橋の如水会館で開いた謝罪会見では大粒の涙がこぼれて落ちた。
テレビ各局が全国で生中継する中、自ら犯した罪にさいなまれたのか-。
こらえていた分だけ、大粒の涙がポロポロこぼれる。
「決して手を出してはならない薬物に、自分の弱さゆえ負けました。
自分の罪を悔い改め、二度とこのような事件に手を染めることがないよう、一生の約束として固く心に誓います」
保釈即日に開いた異例の謝罪会見。後悔の念があふれ出たのか、開始わずか2分で、酒井被告は目頭を熱くした。
会見から2時間前の午後4時29分。8月8日の逮捕以来、40日ぶりにシャバの空気を吸った。
東京湾岸署の正面玄関に姿を見せると、「のりピー」の声援が飛ぶ。かつてのトップアイドルの“悲しい性”か、その声に反応し、時折笑顔を浮かべて白い歯を見せたが、すぐに神妙な表情で頭を下げた。
「これまで酒井法子を応援してくれた皆さま、本当に申し訳ありませんでした」。
第一声で短く謝罪すると、7秒間にわたって再び頭を下げた。
目には涙をためていたが、唇を噛みしめて必死に抑える。服装は黒の長袖ジャケットに黒のパンツ。
左足首のタトゥーは露出しなかったが、夫の高相祐一被告とペアで入れた左手薬指のタトゥーは、チラリとのぞいた。
拘置中は3食をしっかり取り、軽い運動も日課となっていた。薄化粧を施されたほおは、幾分かふっくら。
逮捕1カ月前にテレビ出演した際、ほおがこけ、青白かった顔とは一変。
隈のような目尻のくぼみにだけ、1カ月以上にわたる取り調べの疲れが垣間見えた。
迎えのワゴン車に乗り込もうとする酒井被告には、報道陣から「何で逃げたんですか」「覚せい剤をやめられるんですか」と矢継ぎ早に攻められる。
その瞬間、東京湾からの潮風で揺れた髪の毛に、薬物使用の“爪痕”が浮き彫りになった。
襟足までのショートヘアは根元から中央まで黒色で、その先は赤茶色。
これまでの供述で、毛髪鑑定で覚せい剤の使用時期や頻度が判明しないように出頭前に短くカットし、
さらに染めていたことが判明。ツートンカラーの髪の毛が、隠蔽工作の証となった。
約24キロ離れた如水会館での謝罪会見では服装を“お色直し”し、濃いめのメークで登場。
左手薬指と左足首のタトゥーはファンデーションで消されていた。来月26日には初公判を控える身だけに、質疑応答は受け付けず、自分の言葉だけで語った。
「取り返しのつかないことをしてしまった自分の弱さを戒め、反省をし、もう一度生まれ変わった気持ちで心を入れ替え、
日々努力していきたく思っております」
会見のコメントは拘置中に自ら考え、3枚綴りの便せんにしたためたものをテーブルに置いて、ほぼ暗記して読んだ。
無数のフラッシュを浴び、最後にはたまらずハンカチで涙を拭った。
この日の夜からは、継母(62)が肺がんの治療をしている東京・新宿区内の大学病院に、自身も入院してメンタル面の治療を受ける。
離れ離れになっていた長男との対面も可能となり、人間らしい生活を取り戻していく。一生、薬物とは縁を切って。