芸能界メス…酒井夫婦、押尾捜査から逮捕まだ出る?

夕刊フジ [8/17]


歌手で女優の酒井法子容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されて17日で10日目を迎えた。酒井容疑者が起訴されるかどうかに加え、薬物汚染の捜査が芸能界にどこまでメスを入れるかに関心が集まっている。麻薬取締法違反容疑で逮捕された押尾学容疑者(31)との接点もささやかれる中、新たな逮捕者は出るのか。

酒井容疑者の覚醒剤使用を“自供”した夫の高相祐一容疑者)だが、
捜査関係者によると、警視庁は早くから高相容疑者をマークしていたという。


「今年1月に覚醒剤所持で逮捕されたタレントがきっかけ」という。1月に逮捕されたのは小向美奈子で、
六本木のクラブで入手した覚醒剤を使用したとして有罪判決を受けた。



このクラブに高相容疑者はひんぱんに出入りしていたという。「直接の関連というより、小向の捜査を続けるうちにかねてマークしていた高相らにつながった」(捜査関係者)。

こうした“六本木ルート”に加え、
酒井容疑者と高相容疑者夫婦が借りていた千葉・勝浦市にあるピンク色の別荘を根城にした“勝浦ルート”にも捜査の手は伸びている。自称プロサーファーの高相容疑者は、

この別荘ではもっぱらクスリをキメていたとみられ、すでに微量の覚醒剤などが押収されている。


さらに捜査関係者が関心を寄せているのは、
「2、3人の芸能人が別荘を使っていた」と語る周辺住民の証言だ。

今後、酒井容疑者らと接点を持っていた芸能人も事情を聴かれることになるのか注目される。

六本木ルートについては、「押尾と高相は同じクラブの客で顔見知りだった」(クラブの常連客)ことに加え、
押尾容疑者と一緒にいて変死したホステス(31)がいた六本木のマンション一室でも、押尾容疑者と親しい芸能人がよく集まっていたとされる。

「中には映画やドラマで主演級のイケメン俳優もいて、悪い遊びのリーダー的存在だった」(芸能関係者)といった声をもとに、どこまで薬物汚染をあぶり出せるか。