花・金
彼女との出会いは今から5年前・・・オレが勤めていたバイト先にやって来た。
彼女・・・18歳 オレ・・・21歳
当時の彼女はまだまだ社会を知らない大学生、上司や先輩の言うことを「はい!はい!」
と聞いて働き、自分の意見があっても口にしない頼りなさそうな子やったのに・・・
しばらく会わないうちに何があったのか、しっかりした大人の女性の雰囲気が
ほのかに漂っているやんけ
オレ 「何食いたい?」
彼女 「ここら辺ならまかせて! えぇ店知ってんねん」
オレ 「ほなら任せるわ・・・」
リードされとるやんけ、オレ。
何があったか知らんけど、人間5年もあれば成長するんやなぁ・・・。
はたしてオレは・・・?
喋り手として、人間として成長してるんかな? イヤ・・・してないと思う。
オレの性格からして、成長してると思ってしまうとそこから努力しなくなる男なんで、そう考えると
成長してないことは良いことかもしらん。
彼女の最近の話しや彼氏の話しを聞いていて思ったのは、仕事に対して自分の意見をしっかり
持っている事や、責任ある仕事をこなしてきた自信が言葉の端々や行動に表れていて、それが
彼女の成長の表れなんやと思いながらタコ食ってた・・・オレ。
帰り際・・・
彼女 「おいしいホルモン焼きの店知ってるから、また飲みに行こな」
あぁ~18歳の大学生だった彼女の口から・・・ホルモンなんて
そのうちオレも網の上でこんがりおいしく焼かれてマズけりゃ捨てられるんや・・・
ホルモンのバカヤロー!!!!
爽やかな目覚め!!
昨日(6/28)は、FM-HANAKOの番組「プロムナード824」のコーナー、
地元再発見リポートで門真市のとある足湯へ行ってきた
2ヶ月前にオープンしたそうなんやけど、入浴料なんと・・・¥100
しかも、朝8:00~夕方18:00の間ならどんだけ入っててもいいとゆう
太っ腹な足湯屋さん。
ここの主人がまたおもろい人で、「せっかくの混浴やし綺麗な女性を
用意して待ってるわ!!」っと気の利いたサービス
さぁ!!Let's 混浴やぁ
オレ 「・・・こ、こんにちは、お幾つですか?」
女性A 「・・・90歳。」
女性B 「・・・わたしも~。」
オレ 「・・・。」
2人合わせて180歳!?
ただ足をお湯につけているだけなのに、人生の何たるかを悟りきっている
たたずまい。
まるで宮本武蔵の構えを見ているかのようや・・・。
ただ、ただ笑う事でしか混浴出来なかった自分の不甲斐なさを痛感するオレ・・・。
意外に混浴って怖いな・・・。