いやあ～面白かった！アメリカン・ハッスル＝アメリカの詐欺師。デブで禿げたクリスチャン・ベールが演じる天才詐欺師・・・・・・こいつがとってもいい奴で、最後、ＦＢＩ相手に一世一代の芝居を演じ・・・・・・・・私も楽しく騙されました。前作「世界にひとつのプレイブック」で競演したブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが主役のクリスチャン・ベールとエイミー・アダムスを助演でサポートしています。この４人全員がアカデミー賞にノミネートされているのですから、きっと誰かは受賞するでしょう。しかし、こういうアメリカ的なコメディー映画を撮らせたら今やデヴィッド・Ｏ・ラッセルに敵う人はいないと思います。実に上手い！そして、この映画の大きな魅力のひとつは、1970年代のキラ星のようなヒット曲がただのＢＧＭではなく、映画のストーリーに上手くハマって流れてくることです。エルトン・ジョン然り。ポール・マッカートニー然り・・・・・・・（サントラ欲しい！）。映画の冒頭にアメリカの「名前のない馬」が流れてきただけで、もうたまりません。音楽の面でもじつに楽しい作品でした！みんなそれぞれの役を見事に演じきっていたけれど、個人的にはブラッドリー・クーパーに拍手かな・・・・・・・http://american-hustle.jp/