新橋が好きだ!
私は仕事の関係により新橋~虎ノ門界隈で19年間過ごしたので、新橋駅界隈で飲み食いすることが今でも多い。
そんな中、私が昼夜を問わず頻繁に利用するお店が、駅前の1号館というビルの中にある。
今日は食のジャンルが異なる3店を紹介します。
まず最初は夜の飲み会で一番利用することが多い「七蔵」。
この店は稲庭うどんの店として以前より名高い老舗です。
ランチに来ると、この稲庭うどんとどんぶりのセットを求めて長蛇の列ができる。
この店の稲庭うどんの特徴は何と言ってもつけ汁にある。
ゴマペーストと鴨肉ペーストをベースにナメコがトッピングされた絶品のつけ汁です。
そして、夜になるとメニューが一新し、大人気のロスト・ビーフが飛ぶように売れる!
まず、この店に来る客の99%が、ロスト・ビーフ、白菜漬け、稲庭うどんの3点を注文する。
ロスト・ビーフも稲庭うどんも小・中・大の3種類の中から選べるのが嬉しい。
私はコースを注文するのが嫌いでいつもオーダーメードですが、ここの4,500円コースは盛りだくさん(量ではなく内容)でお得な気がします。
さて、2軒目です。
こちらのお店もランチ利用しますが、夜の会食に使うと食通の人でも珍しいと喜んでくれます。
先日も大手新聞社の局長昇進祝いをこの店でやりましたが、大変喜ばれました
特に最後に出た焼ビーフンが美味しいと絶賛されました。
そう、この店はビーフンがメインの、その名もズバリ「ビーフン東」 と言います。
ベースは台湾料理です。
かつて大阪にあった名店ですが、新橋に来て20年近くになるそうです。
メインがビーフンとバーツアン(中華風ちまき)ですから、ランチでは大半の人がこのセットを注文しています。
ただし、ビーフンをハーフにしている人が多いようです。
ビーフンは低カロリーなので、OLもにも喜ばれるのでしょう。
ビーフンは焼ビーフンと汁ビーフンの2種類から選べますが、バーツアンとセットにするならば、断然汁ビーフンのほうが合うように思えます。
ちなみに写真は五目焼ビーフンです。
基本はテーブル席で食べるのですが、奥に畳敷きの大きな部屋があり、ここで接待会食をすることができます。
コースは4,000円からありますが、1,000円プラスすると前菜の品数が増え、季節のスープがフカヒレスープになります。
要注意はカードが使えず現金払いのみというところです。
ちなみに、「七蔵」と「ビーフン東」は共に1号館ビルの2階、目と鼻の先に位置しています。
さあ、3店目はランチのお店です。
最近電通を辞めたコミュニケーション・デザイナーの「さとなお」こと佐藤尚之さんが足繁く通う洋食屋「ポンヌフ」 です。
昔ながらの洋食屋さんで、ビルの1階にあります。
ですから、一番の人気メニューはスパゲッティ、それもトマトソースにべっとり絡みついたバター味が濃厚な高カロリー・ナポリタンということになります。
しかし、このお店に通いなれているサラリーマンノの多くが、このナポリタンにハンバーグを加えた「ハンバーグスパゲッティ」を注文します。
ホント、殆どの人が「ハンバーグスパ」と言ってました。
もちろん昔懐かしいナポリタンですから、ステンレス製のお皿にのって出てきます。
これが嬉しい!
結構ボリュームがあるので、大盛は注文しないほうがよいです。
以上の3店が集まっている新橋駅前ビル1号館は、私の超お気に入りビルですが、番外のお店2店を紹介します。
1階にある蕎麦麦と酒の肴が豊富な「本陣房」、 2,000円もあれば満足できる激安(と言っても結構旨い!)の立ち飲み居酒屋(串揚げが名物)「へそ」 です。
酒好きな人と飲むには「本陣房」がオススメですが、ひとつ注意するとすれば、〆のもりそばを注文するときに黙っていると一人前が2段重ねで出てきますので、お腹の状態を考え、満腹に近い場合は一段で、と頼むこともできます。
「へそ」は持ち金が少ない時や部下と軽く飲む時に利用します。
立ち飲みですから長居は禁物です。
いやあ~新橋って奥が深~い。
まだまだディープなお店が目白押しです。
そして何よりもよいのは、雨が降っていても新橋駅から地下道を伝って入れることです。
雨に濡れない!
終電に乗りやすい!