朝日新聞広告局の納会参加が最後の仕事でした
12月28日午後3時からの朝日新聞広告局の納会参加が本年最後の仕事になりました。
写真に写っている人たちは、大半が広告会社の社員ですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・女性がいません。
要は、この男臭い集団で3時から酒を飲んでいたということになります。
昼間の酒は効きます。
「CHANGE」が大流行した2009年。
我々マスコミ業界で、従来のビジネスモデルが崩壊したことにより、最も大きく変わらざるを得ないのが大手新聞社ではないでしょうか。
その新聞社、それも天下の朝日新聞社の広告局納会参加が今年最後の仕事になったということは・・・・・・・・・・・
今年1年を象徴しているような気がしました。
日経BPオンラインに、「新聞のネット進出が苦戦続きなのはなぜか」 というとても長い記事が掲載されました。
長いけれど、書かれている内容には同感です。
大手新聞社のオンライン版については、来春、日経が数十億円を投資して新たな有料サイトを立ち上げますが、上記の記事を書いた山本一郎氏(36歳の投資戦略アドバイザー)は「成功しない」と断言しています。
ここでいう「成功」とは投資金額を回収できるという意味です。
興味のある人は読んでみてください。
新聞各社のオンライン版で象徴的なコラムがあるので紹介します。
ひとつは成功事例でもうひとつは(現時点では)成功していない事例です。
成功事例は読売オンラインにある「発言小町」。
一般の人が自由に発言している「つぶやき」をネタにしたコラムです。
ネットの特性をよく理解したコラムです。
もう一つは毎日jpで始まった。「勝間和代のクロストーク」 。
こちらは外から見ている限り、読者を集めるのに苦労しているように思えます。
なぜならば、勝間さんの発言は、わざわざ毎日新聞のオンライン上で読む必用がないからです。
勝間さんの知名度だけを頼りにしたコラムでは成功しないのです。
分りやすい事例ですが、新聞社の目線だけで作ったオンラインサイトは成功しない。
読売オンラインと毎日jpの違い。
要はネットならではの展開が重要だということです。
日経がそのことに気づいていればよいのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・