博多の「芝」と赤坂の「アリ・バブ」
金曜日の夜帰宅すると「これで2日間、酒を飲まずにすむ」と安堵する週末が続いています。
それほど毎夜会食という名の宴席が続いているのです。
22日まであと7回の会食があります。
来週はメインであるDACと弊社との合同忘年会があるので気合を入れなければなりません。
DACのS部長は女性ながらインパクトが強く、仕事もできるが、酒も強い人ですから負けてはいられません。
肝臓がもつでしょうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎回、美味しいお店で家族が羨むような食事をしているのですが、初めて食事をする人が大半なので、話を合わせることと、何とか印象づける提案を会話の中に潜り込ませることに精一杯で、味を気にしている余裕がありません。
もったいないことですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨夜はつかの間の福岡出張で、またも水炊きの名店で食事。
お相手は鹿島建設九州支店のS営業部長さん。
「鹿島建設+テレビ西日本+西日本新聞+三井物産」で、何やら福岡を盛り上げるプロジェクトを立ち上げるとか・・・・・・・・・・・・・・その仲間に当社も加わろうという魂胆で博多へ行きました。
以前このブログにエントリーした「真屋」とは那珂川を挟んで対面にある「芝」という老舗 で水炊きをいただきました。
やはり水炊きは博多です。
古い旅館を改築したような趣のあるお座敷での食事。
調度品もかなり古い。
帳場に座る女将さんも古い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・見た目90歳ぐらいです。
聞けば創業50年とのこと。
お料理の世話をしてくれる仲居さんも70歳ぐらいの女性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・若手です。
この仲居さんが、色々うんちくを垂れるのですが、何とも小気味良い博多弁で食事も進みます。
でもまったく愛想がありません。
そんなものだと割り切ればどうってことないですが、若い人には辛いかもしれません。
唐揚げがお薦めということで頂きましたが、それ程ではなかったです。
最後に生姜をたっぷり入れた雑炊の旨いこと!
水炊きの〆は何と言っても雑炊です。
ビール+黒霧島のボトル+熱燗を飲んで一人7000円。
リーズナブルだと思いました。
しかし、その後が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲みすぎました!
続いて昨晩行ったお店の紹介です。
赤坂にある「カンティーヌアリ・バブ」 というフランスの田舎料理、家庭料理がいただけるお店です。
マガジンハウスのN広告局長に連れていってもらったお店です。
このN局長は元ポパイの編集長で、その前は女性誌の編集をやっていた編集あがりのせいか、私が会った広告局長の中では異質の部類に入る、ジェントルで上品な紳士でした。
何だか馬が合いそうだなあ、という印象です。
マガジンハウスは数ある出版社の中で、私が角川マーケティングと並んで注目する出版社です。
その理由は「広告に固執しているのではなく、コンテンツに固執している出版社」だからです。
広告局が広告だけでなくコンテンツそのものをマネタイズする。
当たり前の発想ですが、それを実践している出版社が驚くほど少ないことを私自身が実感しているからです。
話をアリ・バブに戻します。
このお店の3800円のコースがいい。
前菜2種と主菜1種+デザートが選べるのです。
ちなみに私は「野菜のスープ+鮭の燻製+鴨肉のロースト+シャーベット」を選びました。
飲んで食べる量としてはまさに適量で、これにリーズナブルなワインをオーダーすればよいのですから。
またアラカルトメニューも充実しています。
女性同士で気軽に行けるお店ですから、店内はOLでいっぱい。
OLほど低料金で美味しいお店に敏感な人種はいないですから、間違いないでしょう。
イチオシのお店です。
来週1週間。
まだまだ新しいお店との出会いがありそうです。