拝見しているブロガーさんが偽閉経療法について記載されていました。
私も以前偽閉経療法を受けたことがあります。
※今は受けていません。
以前からこの話はどこかで記録に残したいと思っていましたが、ちょうどいい機会なので、記載したいと思います。
※内容にご興味のない方はスルーしてくださいね。
★偽閉経療法に至るまでの経過
もともと子宮筋腫と子宮内膜症があり、婦人科で経過観察(エコー・血液検査)をしていました。
これらの病気があると言っても、自分的には全く症状がありません。
いわゆる「過多月経」に該当しますが(経血が塊で出てくる)、貧血なし、頻回にナプキン交換が必要なことなく、おなかもほとんど痛くなりません。
ある日血液検査の結果、CA125(2/13訂正:正しくはCA19-9でした)が高値となったことでジエノゲスト服用となりました。
しかし、ジエノゲストの副作用である不正出血の期間が長く、休薬と再開を繰り返しても変わらなかったので、レルミナというお薬に変更となりました。
ちなみに、ジエノゲストの副作用としては他に胸の張りがあり、これが結構つらかったです。
ずっと胸が張っているのでうつ伏せで眠れない・マンモグラフィが地獄の沙汰だったのが今でもしっかりと覚えています
ちなみに当時ジエノゲストを服用していた時の薬代は1か月約3000円でした。
★偽閉経療法を受けてみて
レルミナに薬剤変更になってからの一番の変化は「胸が痛くない!」でした。
これが地味に嬉しくて、お薬を変えてもらってよかったなぁと思っていました。
しかし、いくつかの変化かありました。
①手指のこわばり
服薬して2週間後くらいから朝起きた時に手指がこわばって動かしづらかったり痛みが出てきました。
②不眠
旅行に行くと秒で寝ると笑い話になるくらいなのに、寝入りが悪い・眠りが浅くて3~4時くらいに目が覚め、その後眠れずに過ごすことが多くなりました。
③身体の疲れやすさ
もともと肩こりがひどいのですが、さらに疲れやすくなりました。
④体重増加
お薬を飲み始めてから体重が3㎏くらい増えました。
(これは運動不足も原因かも?)
これらのことを診察時に主治医に話をすると、1日1回の服薬から2日に1回の服薬に変更となりました。
①は症状緩和のためにル・エストロジェルを実費で処方されました。(1本3000円でした)
あまり塗ると効果がないしなぁ、と主治医も手のこわばりにはてこずっていた様子です。
②は睡眠導入剤が処方されました。
1回1錠処方されていますが、眠気が残りそうなので体調により1/4~1/2錠で様子を見ています。
生理が止まるメリットは私にはあまりなく、身体の疲れやすさが結構つらかったので途中で「お薬止めたいです」と話しましたが、とりあえず1クールの6か月は飲んでほしいと言われました。
レルミナは6か月服用すると6か月休薬しないと骨粗鬆症の後遺症があるようで、休薬期間に入る前に主治医から「お薬どうしますか?」と聞かれました。
「しばらくは何も飲みたくないです」と伝え、血液検査の結果CA125が正常値に戻っていたので、服薬がなくなりました。
レルミナは結構高価な薬で1日1錠服用の時で1か月約9000円、2日に1回服用の時で1か月約4500円かかっていました。
また、夕食30分前に服用と決められていたので、特に2日に1回に変わってからはスマホのアラームを鳴らすなど忘れないように気を付けました。
ちなみに、更年期障害の代表的症状と言われれるホットフラッシュは、後にも先にも1回だけ起きたのみです。
寝ているときに急に身体が熱くなって目が覚め、汗がドバっと出て、Tシャツがボトボトになり着替えが必要なくらいでびっくりしました。
現在は2~3か月に1度の診察でエコーと、半年~1年に1回の血液検査で経過観察をしています。
★大切なこと
まずは主治医としっかり相談することだと思います。
副作用の心配も、実際に服用してからの身体の変化もきちんと伝えると、それなりに対処方法は考えてもらえると思います。
このあたりの相談ができるか否かが治療の一番のポイントだと感じました。
私の場合、一般的にジエノゲストやレルミナを服用される方に多い、月経困難状態になかったので、服用のメリットを感じなかったのはちょっと特殊なのかもしれません。
普通はメリットあってのデメリットですからね。
あまり参考にならないかもしれませんが、こういう人もいるということで・・・。