先週から、ドイツの童話作家ミヒャエル・エンデの「モモ」を読み始めました。

ミヒャエル・エンデは、ネバーエンディングストーリーの原作者としても有名です。


小学校の時から気になっていたんですが、本が厚いので避けてました。


(-人-)

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)/ミヒャエル・エンデ

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最近、図書館で見かけて、ようやく手にしたところです。


人の話しを聞くのが上手なモモが主人公のお話。


時間も忘れて、夢中で読んでます。


「モモ」は、時間泥棒から盗まれたみんなの時間を取り戻すお話です。


ただ、ワクワクするお話ではなくて、


時間や本当の豊かさについて、いろいろ教えてくれる内容です。


主人公のモモは、人の話しを黙って聞くし、長い間、人を待ちます。


人を待っていて、待ち人が来なくても怒りません。


ただただ、静かに待ってます。


高価な洋服、家具やおもちゃがなくても、大切な友達もいます。


たくさんの村人が、モモを訪ねてきます。


それは、モモと話すと不思議と自分で悩みの答えを見つけられるからです。


子供たちは、おもちゃがなくても、楽しい遊びを思いつくことができます。


まだ、半分までしか読んでませんが


時間、イマジネーション、の大切さを感じながら


読み進めてます。


生活のために、忙しい毎日を過ごしている大人におすすめです。


先日、ブログで自分の人生を時間で計算して焦っていましたが


その時間の中に、何もしないで、ゆっくり過ごす時間があってもいいのかなぁと思いました。


なぜなら、時間は心の中にあるものだと思ったからです。


効率良くする事も大切ですが、


その分、大切なものもなくなっているからです。

こちらは、ミヒャエル・エンデさん。↓

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ミヒャエル・エンデのお父さんは、画家で、エンデの作品の挿し絵もしているようです。


モモの挿し絵も好きですが、エンデのお父さんの挿し絵も興味深いです。


エンデは、前妻を亡くされた後、日本人の翻訳家と再婚されているそうです。


だから、日本との繋がりがある方のようです。


エンデの原作や挿し絵などは、多数、長野の黒姫童話館に収蔵されているそうです。


小さな頃に、「いわさき ちひろ」さんの絵が好きで、父に何回か連れていってもらったところです。


改めて、行きたくなりました。


あと半分、どんなストーリーなのか楽しみだなぁー。

(^ω^)