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今日もまた、アンデルセン童話を読んでいます。


みなさん、「モミの木」っていうお話知ってますか?


私、今日始めて知りました。


(^ω^)


小さな子供の時じゃなくて、


中学生くらいに読んでみたかった話です。


この話は、綺麗な森に生えている小さな小さなモミの木の話です。


日当たりが良く、

空気も綺麗で


風が心地よい場所に生えていたモミの木は、


その環境を楽しまず、早く大きな木になることにあこがれていました。


どの木よりも大きくなって、


高い位置から、知らない世界を覗きたかったようです。


ほかにも、大きな枝を付けたり、


鳥の巣を作らせたり


ときたま来る人間が、木を切って持っていく姿を見て

自分も早く、別の世界に連れていってくれることを願っていました。


たまに、やってくる鳥から、切られた木が光輝く飾りを付けていたことや


船のマストに乗って海を渡る話を聞き、


まだ見たことのない世界に夢をはせていたのです。


時に、風や日の光に「今を楽しみなさい」って言われましたが


モミの木は、まだ見たことがない世界に夢をはせていました。


冬になって、今年は自分が違う世界に行けると思いきや


自分よりも小さな木が、違う世界に運ばれることを


妬んでいました。


ある年、ようやく人間が大きくなったモミの木を見つけ


バッサリとモミの木を切り倒したのです。


ちょっと、体は痛いけどワクワクしたモミの木は


憧れていたように、立派な飾りつけをされて、


大きな屋敷の部屋に飾られました。


小さな子供達の話を聞いたり、楽しい時間を過ごしました。


その時、モミの木は、来年の春には、別の土に埋められると思ってました。


ところが、クリスマスが終わって、暗い屋根裏に運ばれてしまいました。


誰もいない日が続きました。


ある日、一匹のネズミが来ました。


そして、ネズミに、今までで一番素晴らしい場所は、どこかを聞かれました。


モミの木は、素晴らしい場所はまだ知らないけれど


自分が生えていた場所を説明しました。


すると、ネズミはモミの木が生えていた場所は、大変素晴らしいと言って


他のネズミを連れてきて、モミの木の話を聞かせました。


モミの木は、その時、自分がいた場所が素晴らしいこと気付いたようです。


そして、日に日に、乾燥していく体を感じ、


若い木の頃は、良かったと思うのです。


春になって、ようやく外に連れていかれた時


モミの木は、素直に風や光を感じました。


しかし、それもつかの間。

子供に、踏まれたり、頭に残っていた星飾りをむしり取られたり


しまいには、小さく切られてしまいました。


後は、火のなかに入れられ、燃やされてしまいました。


モミの木がため息を吐く時、火はパチパチと音を立ててなったそうです。


…。


人の畑が良く見える


きらびやかにまといたい


時は、みんなに平等にながれていく


など、この話にはいろんな人生訓が含まれています。

人それぞれ、いろんな事を感じるお話だろうなぁと思います。


私、モミの木みたいだなぁと思いました。


(-人-)