「ひとりの生活」。特に食生活は毎日キャンプでもしているようです。

料理が苦痛でないのは、単純に私の介護生活が長かったというのもありますが、元々バイクツーリングしたり、キャンプに行ったりするのが好きだったというのもあるのかもしれません。

ところで、武道の稽古を通して、一度付いた「自分のクセを直すのは難しい」というのを日々思い知っているところですが、

それは「考え方」という心のクセや、「日々の暮らし」という生活の習慣も同じなのでしょうね。「生活習慣病」とはよく言ったものです。

一度身についた「習慣」はなかなか修正できない。

今日は花の金曜日（既に死語か？）で、明日は休みですから、ひとり暮らしになった今、飲みに出掛けないまでも、夕食ぐらい「自分の好きなもの」を作っても良さそうなものですけれど、

作ってしまうのは相変わらずの「茶色系」です。

要するに「煮物系」。なんと色味の地味な～。

普通ブログにアップされる料理の写真と言えば、もっと素敵な料理が並ぶと思いますので、はなはだ恐縮なのですが。^^;

いつの間にかそれが自分の舌にも馴染み、ほっと出来る「自分の好きな味」にもなってしまったようです。

「小松菜と油揚げの煮浸し」「ひじきの煮物」

「きゅうりのぬか漬け」

あとは今日は鶏肉が特売でしたので、「鶏肉ピーマン炒め」を作りました。

肉も好きなので、脳内では一人になったら、ステーキを焼いたり、毎晩「焼肉ざんまい」したり、「そうしよう！」と思っていましたし、食生活もガラリと変わると思っていたのですけれど、

変わらないものですね〜。

良くも悪くも！

身体がそうなってしまったのでしょうか？

まぁ本人は、結構満ち足りているので良いのかなぁ・・。

両親が認知症だったことや食中毒等の心配もありましたので、基本、「買いだめ」も「作り置き」もせずに、スーパーに毎日行くのは習慣になっています。

「今日は何を作ろうかな？」

自分の食べたいものだけ考えれば良いと言うのは、幸せですね。入り口付近にある100円前後の旬の地場野菜を見てから、今日のメニューを考えます。

改めて思うに「料理」ってなかなかに創造的で、頭を使う作業でもありますよね。確かまだ家にナス残ってたよなとか・・。

もともと嫌いじゃないというのもありますけれど、「どれだけお金を使わず美味しいものを作るか」というゲームだと思えば、それこそ「キャンプ」の夕食作りをしているようで、結構楽しめているようです。

そんなにキュウキュウに節約しているつもりもなく、和菓子やアイスなどのお楽しみも、もちろん忘れません。(^^)

その分、本やCDは買ってしまうので、

お金は貯まらないのですけれど。

「老後は2000万円が必要です」とか、あれを食べてこれを食べて、健康のためには適度の運動も必要で、TVのCMを見れば、がん保険が「あなたは大丈夫ですか？」と問うて来ます。

でも大丈夫！どうにかなるでしょうよ。

と、根拠の無い変な自信も芽生えつつあります。

今までも「どうにかなって来た」し、「どうにかして来た」訳なので。

ただ笑って、日々を過ごせればいいかなぁ。

などと思うのでした。

今日も美味しくいただきました。

明日から7月ですね～。

本日もお読みいただき、感謝です。

●「習慣」とは怖ろしい?