本日無事に納骨と四十九日の法要が終わり、

「忌明け」となりました。

我が家の神棚にも白い半紙を貼って風呂敷で覆い、神社を参拝することも控えていましたが、これで解禁です。

神棚に毎朝手を合わせることは既に日課になっていましたので、まるで歯磨きをせずに一日を始めるかの様で、どこか居心地の悪さを抱えていましたが、それも明日からは普通に戻ります。

父と母を看取った時には、まだ我が家に神棚はなくて、そんな感覚もなかったのですけれど、今回こうして神棚を封印してみると、そんな一つ一つのこと。

「段階」を踏んだり、「区切り」を付けることが、気持を整理する上でもとても意味ある事て、日本の風習ってよく出来ているなぁと実感しています。

お盆や春秋のお彼岸も、きっとそうなのでしょうね。

文章で言えば「句読点」のようなものでしょうか。

まだ「喪中」であることには変わりありませんが、これでまた「ひと区切り」です。

私にはもう一人、叔父が居るのですが、その叔父も無事に納骨を終え、安堵の表情を浮かべていました。会うたびに私に「本当は俺が兄貴の面倒を看なければいけないのに、全部任せっきりにして、本当に申し訳ない・・」。

なるだけその言葉を言わせないよう気をつけてはいたのですが、きっといつもその事は心にあったのだろうと思います。

多くは語りませんでしたが、「どうぞ後はもう・・」

それだけで通じたかなぁ。

雨かなぁと思っていましたが、お陰様で晴天にも恵まれ、叔父をお見送りするのにも良い一日となりました。改めまして、心をお寄せいただいた皆様に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

本日もお読みいただき、感謝です。

●忌明け