まずは、研修1日目。
内容は、社長や役員陣のお話。
内容は、創業時の話、
会社理念、今後の向かうべき姿等々。
話の内容については、
あまり具体的に書きすぎると問題かもしれないので、
多少抽象的な内容でとどめたいと思います。
まず、会社の存在意義についての話。
私は、以前記事にも書いたような、
経営統合の件に関して、
発表があった3月15日から今に至るまで、
納得できない感が否めないでいた。
しかし、先日の社長の話を通じて、
会社の理念を再認識することで、
経営統合の件も素直に理解できた。
それと共に、
以前はどうだったのか、
また、
私がその理念に共感できるかは別として、
会社として目指すべく姿があって、
それにのっとった行動がこれからも為されていくのだろう、
という信頼感のようなものが生まれた。
また、私としても、
一社員として、顧客接点を持つ上で、
そのような思想を持ち併せ、
それに基づいた行動をしていかなければならないのだと感じた。
これが今までの私で言うと、
会社として向かう方向を理解しているようで理解していなかった。
というので、
単に目先のO○○Oを売る!!というところ、
それを使ってもらったお客さんの役に立つぞ!!という、
本当に目の前の見える部分でしか仕事をしていなかったのだ。。。
これからはもっと、
HRのプロとして、
本当の意味での顧客満足を得られるような、
むしろ際限のないお客様からくる要望・期待以上のことを
し続けなければならないのだと思った。
こうやって書くと、
すごく難しく思えるのだが、
おそらく、行動ベースに落とすと・・・
最新の情報を常に持っていることはもちろん、
それに基づいた自分なりの見解なども持ち合わせ、
かつ、
お客様と真っ向に向き合い、
誠実に対応していく。
自分ができる最高の提案、最高のサービス、
それを常に追求していくことだと。
この繰り返しでしかないのだと思う。
でも、
ここで考えなければならないのは、
そうすることの私なりの意義だと私は思う。
単に、会社がこういう方針
だから、こうしなければならない。
というのであれば、
私は、単なる会社の歯車と化してしまう。
ちょっと振り返ると、
私がこれまで営業をやってきて思ったのは、
数字が生み出すもの
→
それは社内の評価と、
それによる自分の多少の満足が満たされること。
確かに、
高い目標を達成していくことは、
社内での評価を上げるし、
それによって、
特に私のように人からの評価をモチベーションに感じる人間にとっては、
非常にやりがいともなる。
しかし、何か物足りなさを感じずにはいられないでいた。
それは、私が仕事をしたことによる、
影響力の少なさ。
主に顧客向け。
これまで私がもったお客様で、
採用が成功して良かった、
○○を使って良かったという声をいただいたことは、
ほとんどない。
だから、
ひたすら新規開拓を続けていた。
ほとんど継続がないのだ。
だから、
毎回、毎回、
心を痛めていた。
苦痛な思いを抱いていた。
その時から、
数字だけで満足度を得ることは、
不可能だと感じていた。
もっとお客さんに、
感謝されたい、また使いたいって言ってもらいたい、
申し込んで良かったって言われたい、
私がした仕事によって幸せになったという人を一人でも多く作りたい、
そんな思いをもっていた。
それこそが私が目指すべき方向性だと思うし、
それが、私が仕事をする意義でもある。
というのも、
私がこの仕事を選んだ理由は・・・。
学生時代、マンション仲介のアルバイトをしていた。
私なりの最高の提案をお客様にした。
簡単に言うと、お客様に合わせたマンションの提案。
お客様は最高の笑みで私に向かっていった。
「本当に気に入りました。ここにします。」
私はそのとき、最高の喜びを感じた。
確かに、一年に一回くらいしか遭わない局面だというのは、
分かっていた。
けど、その時強く思ったのは、
自分のした仕事で人を幸せにできるような仕事をしたい!
というのだ。
これだけはいいたいのだが、
私は偽善者でもなんでもない。
バイトを通じて、あのとき感じた素直な気持ちを信じて、
これから、目の前にいるお客様や見えないユーザーをハッピーにできるような
サービスを提供していきたい、
そして、
その積み重ねによって結果を出せるような人間に成長していけたらと思うし、
目指すべく方向はそこしかないのだと改めて感じている。
これで研修1日目の振り返りは終わり♪
そんな研修2日目の夜でした。