メンテナンスの効果 | fukudaのブログ

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5月26日は論文勉強会。ヒューゴソンの論文からメンテナンスの効果について、学んできました。3ヶ月毎に歯科医院通院してメンテナンスを受ける。付着しているプラークなどの汚れを取っていくような治療は意味があるのか、をエビデンスベースに考えてみた。この論文では術者の介入が色々な歯面清掃をもちい、何もしないもの、患者への歯ブラシ指導のみと比較している。衛生士のプラークを落とすというメンテナンス行為は一見歯肉の健康を維持できるように思われるが実はそうではなかったのです。ちょっと昔の論文では3ヶ月に1度のメンテナンスは効果があると言われていました。現在のエビデンスでは少し否定されています。と、いうよりメンテナンスという定義や考え方が変わってきたのだと思います。この論文で重要視していることは、患者の行うプラークコントロールの水準を上げることがメンテナンスにおいて重要と締めくくっています。平たくいうと磨きのできない患者さんはいくら素晴らしい衛生士が歯のクリーニングをしても病気を防ぐ事はできないのです。

さて、何が重要なのでしょう。

 

 

先月、月末に銀座いきました。

    fukuda tomoki