携帯小説風。
オレはアサミがスキだ。
アサミはヒトミの親友
おれはヒトミの彼氏だ。
でもおれはアサミを選んだ。
当然、親友と言う肩書きは
粉々になり
話すこともなくなり
「親友の彼氏を奪うクソ女」という
身に覚えのない不本意なレッテルを貼られた
オレが一方的に好きになり一方的にヒトミに別れを告げたばかりに。
誰が決めたワケじゃなく
ましてやヒトミがそう言ったワケでもなく
アサミは疎外され
罵られ
孤立していった。
オレが話しかけても
ただ「大丈夫」って嘘臭い強がった笑顔が
逆に哀しくてさみしかった。
おれはアサミに
「スキだ」ってキモチは伝えど
アサミは返事をくれていない
きっとヒトミのことが大切だからだろう
それなのに
オレがアサミをスキになったばかりに
こんなことに。
悪いと思いつつ
スキになってしまったのわ仕方ない。
寂しさを埋めてやるのはおれしかいない。
自己中なイヤなヤツになってるのは自分でもわかってた。
ある日
ダレが指示したのか
それとも
男のエゴか
アサミが複数の男に襲われた。
おれが知ったのはその3日後。
また「大丈夫。」って悲しい嘘臭い強がった笑顔を見せた。
おれの中で
開けてはならない扉が開いた。
「コロシテヤル。」
そいつらを見つけ出して殺してやろう
アサミのためだけじゃない
アサミのためだけじゃないんだ
アサミは
「そんなことしなくてもいいから」
って止めた。
そいつらのことは
ひょんなことから
すぐに見つかった
クラスのヤツにそいつのツレ
アサミを狙ったのもなんとなくわかった。
すぐに準備をして
あいつらの行動を調べ
まとめて復讐をできる機会を狙っていた
「木曜夜中に公園でたむろする」
そんなパターンもわかった
「よし、今週の木曜結構だ。」
前日の水曜、アサミにメールでそう伝えた。
「オマエの復讐をしてくる、俺は捕まっても死んでもイイから。」
すぐにメールが返ってきた。
「逢いたい」
ただ一言
おれのこと心配してくれてるんだと
嬉しく思いつつ
最後にアサミに会いたかったから
迷うことなく逢いに行った。
アサミはヒトミの親友
おれはヒトミの彼氏だ。
でもおれはアサミを選んだ。
当然、親友と言う肩書きは
粉々になり
話すこともなくなり
「親友の彼氏を奪うクソ女」という
身に覚えのない不本意なレッテルを貼られた
オレが一方的に好きになり一方的にヒトミに別れを告げたばかりに。
誰が決めたワケじゃなく
ましてやヒトミがそう言ったワケでもなく
アサミは疎外され
罵られ
孤立していった。
オレが話しかけても
ただ「大丈夫」って嘘臭い強がった笑顔が
逆に哀しくてさみしかった。
おれはアサミに
「スキだ」ってキモチは伝えど
アサミは返事をくれていない
きっとヒトミのことが大切だからだろう
それなのに
オレがアサミをスキになったばかりに
こんなことに。
悪いと思いつつ
スキになってしまったのわ仕方ない。
寂しさを埋めてやるのはおれしかいない。
自己中なイヤなヤツになってるのは自分でもわかってた。
ある日
ダレが指示したのか
それとも
男のエゴか
アサミが複数の男に襲われた。
おれが知ったのはその3日後。
また「大丈夫。」って悲しい嘘臭い強がった笑顔を見せた。
おれの中で
開けてはならない扉が開いた。
「コロシテヤル。」
そいつらを見つけ出して殺してやろう
アサミのためだけじゃない
アサミのためだけじゃないんだ
アサミは
「そんなことしなくてもいいから」
って止めた。
そいつらのことは
ひょんなことから
すぐに見つかった
クラスのヤツにそいつのツレ
アサミを狙ったのもなんとなくわかった。
すぐに準備をして
あいつらの行動を調べ
まとめて復讐をできる機会を狙っていた
「木曜夜中に公園でたむろする」
そんなパターンもわかった
「よし、今週の木曜結構だ。」
前日の水曜、アサミにメールでそう伝えた。
「オマエの復讐をしてくる、俺は捕まっても死んでもイイから。」
すぐにメールが返ってきた。
「逢いたい」
ただ一言
おれのこと心配してくれてるんだと
嬉しく思いつつ
最後にアサミに会いたかったから
迷うことなく逢いに行った。
俗・携帯小説風。
「最後にアサミを抱けたらな。」
そんな都合のいい希望も期待しつつ
アサミに逢いに行った
アサミの顔は
何も伝わってこない顔をしていた
うまく言えないが
何を考えてるかわからない感情がない感じ。
また「大丈夫。」って返事。
大丈夫がどういう意味かわからない程嘘臭い。
「オマエのためとは言わない。でもオレはアイツらを殺す。」
アサミは「あの人たちを恨んでなんかない」
恨んでいない?
襲われ辱しめられ
人として扱われないほどの仕打ちをされても
恨んでいない?
恨まない理由が解らないなと思いつつ
「じゃ、いくから。」と
背中を向けた
瞬間
世界が閉じていった。
うすれゆく意識の中
気付いた。
『恨まれてたのわ
オレだ。』
そんな都合のいい希望も期待しつつ
アサミに逢いに行った
アサミの顔は
何も伝わってこない顔をしていた
うまく言えないが
何を考えてるかわからない感情がない感じ。
また「大丈夫。」って返事。
大丈夫がどういう意味かわからない程嘘臭い。
「オマエのためとは言わない。でもオレはアイツらを殺す。」
アサミは「あの人たちを恨んでなんかない」
恨んでいない?
襲われ辱しめられ
人として扱われないほどの仕打ちをされても
恨んでいない?
恨まない理由が解らないなと思いつつ
「じゃ、いくから。」と
背中を向けた
瞬間
世界が閉じていった。
うすれゆく意識の中
気付いた。
『恨まれてたのわ
オレだ。』