出川哲朗
対象記事:02.13.2009「はじまり」 ~06.24.2009「役者魂」
8.0
キングオブバラエティ、出川哲朗さんです。言うまでもなくお笑い芸人として活躍されていますが、ここまでお笑い1本でやっている方も少ないでしょう。歌も歌わずドラマにも出ず、司会もやらず。そのせいか、ブログはかなり洗練されたものを感じました。
同業者から絶賛されているのをたまにTVで拝見しますが、素人の我々にはなかなかそれが理解されないものです。しかし、このブログを見ると余計なことは書かれておらず、伝えたいことがようやく伝わる、言わば伝えたいことの85%程を言い放って閉めてしまうというような、「空気を読む」という能力に非常に長けた方なのかな、と感じます。だらだらと内容のない世間話のような前置きや、不必要な改行等は使わず「こうだ」と言わしめる力はさすがです。されどお笑い芸人。笑いもしっかりとっています。毎回パターン化された文言があり、それをアレンジしたりしてふき出してしまうような笑いの取り方はさすがです。また、松村邦弘さんが東京マラソンで倒れた時の記事は読者の誰よりも松村さんの近い存在であるはずの出川さんが、心配する読者を元気付けるという、ブロガーと読者の素敵な関係が垣間見れて感動します。
仕事がお忙しいのか、更新頻度が少し低め。海外ロケも頻繁にあるようで致し方ないですが、海外レポートなども織り交ぜていただけるといいかもしれません。あと、これは出川さんサイドの問題ではないのですが、やたらと広告が多いです。
さすが、さんまさん、たけしさん、紳助さん、松本さん等名だたる芸人さんをも唸らせる一流芸人。これにはあっぱれで、若い芸能人とは一線を画した文章、内容は素晴らしいです。益々の活躍を期待せずにはいられません。
藤本美貴
対象記事:2009-04-14 「どーも」 ~2009-06-06 「事務所でバッタリ。。」
5.5
もう結構長い間アイドルとして活動してらっしゃいますね。どんどん低年齢化しているアイドルの中で、数少ない勝ち残りアイドルですね。
他の方々のブログと比較して秀でている点は、何よりも読者とのコミュニケーションが取れている点。わからない事や迷っていることを提示して、読者に教えを請うたり、アンケート形式で回答をもらったりして本文とコメントというシステムを生かしています。上手に読者との信頼関係を築いていると思います。中でも天晴れなのは生放送に出演する際の衣装を読者に選んでもらうというもの。これはファンにとって嬉しいでしょう。自分が選んだ衣装を着て出演しているという喜びは元より、選択権を委ねてくれるという信頼を藤本さんが先にファンに示すことは、なかなか出来そうで出来ないものです。ファッションやメイクについても説明されていて、同性のファンも嬉しいと思います。
ただ誤字脱字、論理の破綻の多さは許容の範囲を超えているかなという感じ。私はを「私わ」、というを「とゆー」と表記するのも彼女のキャラクターなのかも知れませんが、出演なさっている番組のカラーを鑑みても控えるべきではないかと。過去の記事の写真が見れなくなっているのも残念。更に気になったのはブログ全体の印象として、あまり自分の気持ちを表現していないという点。深く入り込んで感情を表現するのは苦手なのでしょうか。可愛い、綺麗、こうなりたい、と一言くらいしか表記されておらず、ただ事実を振り返る記事でしかなく、たまには自分の気持ちをぶつけてもう1つ上の信頼関係を築いても良いのではないかと思います。「今日は○○をしました。楽しかったです。」、「今日は○○を見ました。可愛かったです。」という日記はそろそろ卒業された方がいいと思います。
記事1つ1つのクオリティは低くないのですが、全体的に中身の無さが否めないブログで、中途半端感を抱きました。アイドルだから顔だけ見てくれればいいと言われればそれまでですが、ブロガーとしても活動する以上は目には見えない部分も覗かせて、ファンとの精神的な距離を縮めてほしいものです。
上地雄輔
初回は上地雄輔 さん。
対象記事:2007-06-21「アメブロはじめました!」 ~2009-05-30「うう‥。」
7.5
このアメブロで殿堂入りなさっている上地雄輔 さん。元横浜高校野球部、あの松坂選手の先輩だそうで、TVのバラエティ、歌にと活躍中です。
さて、ブログの方ですが、当たり前のことですがご自分の事を上手に表現されています。所謂おばかキャラとして売り込んでいますが、そのキャラクターを崩すことなく人間的な可愛らしさ感じさせてくれます。事あるごとに読者のコメントに謝意を述べていますが、頻度、言葉、共に嫌味がなくこれもキャラクターを十分に表していると思います。先輩芸能人に対する尊敬の気持ちも書かれていて、こちらも心が温かくなります。
非常に残念なのは、ブログを始めた当時の記事はごく普通の文章配置だったものが、後半になると過度のスペースで行間を取り、携帯からの閲覧者をターゲットとしたページ更新による閲覧者数確保と思われる、あるいは10代をターゲットにするならこれが「読みやすさ」なのか、この何度も何度もスクロースしなければいけないブログになってしまったのは残念。当初は長めの文章で懸命に伝えようとしている記事と、インパクトのある写真と解説程度の文という緩急が良かっただけに、改行によって単調さが否めなくなってしまった。さらに今日の出来事を紹介するなど、時系列で書かれている記事では登場人物や時間の前後などが混んでいて、整理して書いていないなという印象。何らかの出来事を受けて何を感じたかというのは、自分を知ってもらう上で大きなツールであるだけに勿体無い感じがします。
以上のことから今回7.5ポイントとしました。ブログを読んだ後の印象は良く言えば「やっぱりいい人」、悪く言えば「予想どおり」と言ったところ。ただしこれは芸能生活ありきのブログという意味では当然のことかも知れません。
