「ソフィアの宝石」既刊3冊読み終えました~(汗)


以下ネタバレとか。
※一個人の主観入り文章です。



ソフィア王国の田舎に住む父子家庭の主人公は慎ましいながらも父親と仲良く暮らしていたが、父親が不慮の事故で亡くなった事で母方の伯父一家(公爵家)に引き取られる。

公爵家の家族(伯父夫妻、従兄弟2名、従姉妹2名)と反りが合わず、姫君教育も家庭教師が逃げ出す程で貴族生活に苦手意識爆発(笑)
新設の学校(良家の子女専用)へ編入を自ら希望して入るものの、物怖じしない露骨な話し方で周囲からは即珍獣扱い。
ある日、お茶を勧めた同級生とすぐに仲良くなり友人に。街に知人らと出かける。それを切っ掛けに従兄②とその友達と仲良くなる。
煮え切らない関係だった友人に主人公がハッパかけたら目出度く成就。友人は縁談話が持ち上がっていたが、成就記念で勇気百倍のまま相手側に断りの話をしに赴く。
友人と会う予定が連絡もない為、心配した主人公は一路友人宅へ。
友人宅では脅迫状が着ているのに主人は埒が明かないから、主人公は嫌がる従兄①を脅迫して友人の縁談相手宅に屋荒らし。
友人は発見され、主人公の秘密パワーで重要参考人の自害を止めた変わりに体力消耗したが、頭が頑固な従兄①とも仲良くなるシーンで終了。
(一巻迄)

庭に紛れ込んだ猫をかいはじめる。
文化祭(もどき)を中心に前巻の謎の組織が見え隠れ。
主人公と従兄①、従兄②の友人がごそごそ。
(2巻迄)

社交会デビューも無事終わるが、貴族生活になれない主人公。
何の因果か、以前救った王子から妃候補として登城の強制命令が下る。訳が分からないまま、仕方無く宮廷内で生活をはじめる。
身を狙われ主人公は結果的にザンバラ髪に。
従兄①を気にしていたのは、好きだった自分と自覚に至る。
(三巻)




一応、完結ではないらしいですが、作者は他のシリーズが連載好調みたいで復活するのか少々疑問です。
内容の伏線をぶちまけたままだから、消化不良です。
謎の組織や、主人公父親の出自、従兄との恋愛とか。

主人公は第1巻の中盤迄ツン娘さんで、我が強すぎな姿は読むのに疲れ愛せませんでした。従兄①と絡む恋愛表現辺りは照れ隠しの裏返しみたいでよかったのですがね。

これは読者を選びそう。


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中央が主人公、右はじが従兄①
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