「ユヴェール学園諜報科一限目は主従契約」を読み終えました~。


以下ネタバレとか。
※一個人の主観が入る文章です。



び~えるっぽい雰囲気のあらすじと表紙だったので購入を控えていましたが、マメレージキャンペーンが気になるし、割りと早い段階で次巻が刊行されているからには面白いかと推測して中古購入。
先ずは試しで、面白かったら通常購入!




あらすじは発表物を読んで下さい。
大筋は「孤児にアルベルトはある日ヴァルターに拾われ、名門学校の諜報科に突っ込まれ意味も分からず右往左往の学園生活開始!」といった所でしょうか?



え~、非常に気になっていたび~えるっぽい雰囲気は、売れる為の演出?と思わせる程度のサービスショットはありますが、普通のラノベ同様に非常に楽しめました(^o^)/

よかった~~~(笑)
完璧に入れちゃうのはどうしても苦手なんで、今回は許容範囲内でした(^_^;)

※胸舐めるけどね。

「え~っとお、なんかアレ!?ハイッ?(-.-;)」と突っ込みたくなる演出や言葉遣いが時々有るにはあるけれど。




テンポも良くて大変読みやすい文章です。
特に中盤からは学園生活を中心に展開して、面白くてすいすい読めてしまった(笑)

世界観は「ハリポタ風味の学園生活に諜報活動の勉強する版」で、授業が諜報活動を重点に行われている、なんとも不思議な世界(笑)
小道具の使い方説明なんて、007のボンド君を思い出しました。時代をもう少し上げるなら、スパイス大作戦という作品ですかね?


終盤は「あれ~?なんか変な奴がいる。おかしいなぁ…。こいつは何奴?」とか思いつつ、夢中になってしまい目が離せない(笑)
うまい具合に読者を誘導する探偵小説みたいでした。ちょっと先がネタバレ前に分かったけどさ~。



久々に読後感すっきりとした、面白い作品に出会えましたドキドキ
アリアもアネットも王子も執事も彩雲国も、話を延ばす販売戦略の為に無理やり次回予告を付け、「謎は次回に繰り越しだから知りたきゃ買え!」という雰囲気がしてシコリが残っていたのです。
シリーズ物だから仕方が無い演出とは言え、なんか焦らす戦略に飽きた。



本作品は読後の晴れ晴れ感が違います。
時々、び~える向けサービスショットを繰り出すけれど、全体的に好印象\(≧▽≦)丿
久々にハマりそう。



作者の既刊作品は読んでいませんが、面白いならば買い集めようかと思う位気に入りました。
ポイント切れる前に新刊をその内買うかなぁ。

ユヴェール学園諜報科 一限目は主従契約 (角川ビーンズ文庫)/葵 ゆう
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