鼻煙壺 | anetaka-blog

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LIVING GALLERY 姉小路高倉-ANETAKA-発信のブログ。
京町家の小さなギャラリーから日々の出来事や楽しいお話、
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チベット鼻煙壺


こんばんは。
先日、大阪市立東洋陶磁美術館 で開催中の
『 鼻煙壺1000展 』へ行ってきました。
“ 鼻煙壺 ”って皆さん知っていますか?
鼻煙壺(びえんこ)というのは、嗅ぎタバコを入れる為の
小さな容器のことです。骨董市なんかへ行くと、必ず
中国ものを扱うお店には置いてある小さな容器。
実は私も知ったのは最近のことで、ANETAKA
届いたチベットものの鼻煙壺がきっかけです。
『 鼻煙壺1000展 』では、鼻煙壺コレクターの
沖正一郎氏が、上記美術館に1200点もの
コレクションを寄贈され、開催された特別展です。
中国製鼻煙壺の、磁器・ガラス・玉・瑪瑙・水晶
象牙・金属などなど、素材と技法に分けて展示されていて
見応えあり、大半のものが手の平にのるほどの
小さなもので、ずらりと並べられた鼻煙壺には圧巻でした。
容器と蓋との色合わせや素材合わせには、
「ドキッ」っと
するような美しいいものばかり。モチーフも色々で、
野菜を模ったものなどユニークでモダンでした。

今月28日までの開催で、
興味のある方もない方にもお勧めです!!
鼻煙壺とは関係ないですが、同美術館に展示の
国宝 油滴天目茶碗も驚くほど美しかったですよ!