ORIGINAL vol.03 | anetaka-blog

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LIVING GALLERY 姉小路高倉-ANETAKA-発信のブログ。
京町家の小さなギャラリーから日々の出来事や楽しいお話、
イベント情報などをお知らせしています。

土とガラス




金木犀の香りがしてきました。
秋ですねぇ~。
今日も商品について書きたいと思います。

オリジナル陶器シリーズの第2段のランプシェードです。
ちょうど去年の11月に誕生しました。
陶器(土もの)ガラスのコーディネイトは
以前から試してみたかったことでした。
シリーズの2作目は”照明”と決めて、色々なデザインを
考えましたが、決め手になる発想はすぐ近くに。
初回のカップを”想像の種”として眺めている内に、逆さにして
「 あれっ!?シェードになるんじゃないの!? 」
といった風な発想で始まりました。




オリジナルランプシェード

シェード部の陶器は前シリーズと同様、黒御影土を使用。
下部のガラスは BB DESIGN WORKS さんに製作を
お願いしました。陶器、ガラス共に、製作はスムーズに
進んでいったのですが、一番頭を悩ませたのは、
陶器とガラスとの接点。
電球の取替えが生じてくる為、出来るだけ簡単に取り外し
可能なようにと、色々なもので考えた結果、アクセサリーの
パーツを使用し、ガラスを陶器に引っ掛けるということに。
シェードのタイプは丸型と角型。ガラスは、すりガラスと透明の
波うち模様のガラスです。 
陶器なのでガラスのシェードと違い、光を通さないので、
型抜きした側面からと、下方に光が漏れる、
スポットライト的な照明です。
個人的なお勧めは、透明ガラスを合わせた丸型のもの。
ガラスそのものにも表情があるので、その模様が
テーブルや床に映り、海の中にいる様な
気分にさせてくれます。
太陽光や月明かりなど、自然光には敵わないですが、
照明ひとつで部屋の雰囲気って、ほんと変わるものです。
オレンジ色のあったかい灯りは、とても気持ちが和み、
それにインテリアの見え方も変わってくるんですよね。
より深みを感じられます。

ANETAKA では毎年、11月・12月のクリスマス
シーズンに併せて、『 灯り展 』を開催しています。
今年のテーマは『 キャンドル 』
土とガラスをコーディネイトした、新商品も展開します。
BB DISIGN WORKSさんの新作キャンドルも待ち遠しい!
店内はより一層、灯りいっぱいで包まれます。
楽しみにしていて下さいね。