こんにちは。主婦Tです。
唐突ですが、世の皆様は、どんな母親像を持っているのでしょうか?
私は、記憶に残っているかぎり、総じてあまりよいイメージを持ったことはありません
高校時代、部活友達の家のリビングで一緒にドラマを見ていた際、
友人があーだこーだ恋愛の話をキッチンにいるお母さまとし始めたときは、
かなりの衝撃を受けました。
「え。母親とこんなカジュアルに会話するん!?」 と。
別に私が育ちの良いお嬢様とかではないのです (‘お母さま’とか書いちゃったりしてみましたが)。
じゃあ普段、私は母親と何喋ってるっけ?と考えた末...えーと朝の挨拶と...学校からの連絡事項の伝達と...って
朝礼か。
と、思ったとか思わなかったとか、とりあえず自分の家庭しか知らない当時の私にとって、
友達の私に話しかける様にお母さまと話し出した友人のその姿は、カルチャーショック的な出来事でした。
母親にそんな自分出せるの!?と。
最近はだいぶ変わってきているようですが、まだ母親って、
自分の母親なんだから、何があっても通じ合える。
的なイメージを持っている方が大半な気がします。(※主婦T調べ)
家族ドラマとか見ていても、そのイメージが前提として描かれていたり。
ただ、それって必ずしも現実ではないかなと。理想像というか。建前というか。だって別の人間同士ですからね。
正直私にとって母親は、意思の疎通が難しく、居心地のわるい存在でしたから。
母親と娘は別の人間。通じ合えない人もいる。血通っているとか、一緒に暮らしているとか関係ねぇ。
...こんな考えがまだ若き日の私に徐々に芽生えてきましたが、周りに言えるはずもなく(だいたい批判されちゃいますYO!)。
心に秘めてやり過ごしていました。
あるとき、自分の考えが正しいのか、私がただひねくれ者なのか、
どうにか答え合わせができないものか衝動にかられ、色々な本を読み漁りました。
その中で1番腑に落ちたのが、こちらの書籍。めちゃくちゃしっくりきましたね。
「母と子」という病(ちくま新書) 高橋和巳/著 (←単行本派の方) (Kindle派の方はこちら)
母親をAタイプ、Sタイプ、Dタイプに分けて解説してくれているのですが、
このDタイプが自分の母親に当てはまるんだと。
自分が長年感じていた違和感は、合っていた!!(ひねくれ者じゃなかったよーよかったよー!)
なので同じような状況の方に伝えたいのです。母親は1通りじゃない。
世間の言う母親像より、自分の感覚にYESを