自分は大学生なのだが
周りをみると
将来とか気になるけど
考えると先が思いやられるし
今は楽しいことだけしてるほうがいい!
みたいな楽観主義の人と
私ってこのままじゃやばい!
将来について今から色々勉強して
資格とって、インターンしてあれもこれもしなきゃ!
みたいな超現実主義の人をよく見かける。
どっちがよくてどっちが悪いという訳ではないが
皆どうも偏りすぎているように思ってしまう。
もちろん今楽しいことだけやっていられるのは
自分が大学生で親から学費なり何なりを援助してもらっているからであり
社会に出てからはそんなことはできない。
そんなことは誰でもわかっているはずだし
「わかっちゃいるけど流されちゃう」
みたい気持ちもすごいわかる。
ただ、その行為を正当化して
自分たちは青春を謳歌している、とか
社会人になったら遊べないんだから今思いっきり遊んだもん勝ち!
というのは少し違うと思う。
反対に1、2年のうちから企業研究してインターンとかしてあれしてこれして…、とか
公認会計士やら弁護士の資格の勉強しかしない、というのも違うと思う。
大学というのは授業そのものよりも
やはりモラトリアム的な要素が最も大事で
自分の将来について考え
自分を見極め、進みたい方向を決め
そのための準備期間に充てるべきであると思う。
なにが正しくて何が間違っているなんてことはないと思うが
やはり将来のことを考えつつも
自分のやりたいことを追求し、
色んなことに手を出し、試行錯誤して自分から積極的に行動することが一番だと思う。
その上で本当に今しかできないこと(何ヶ月も海外旅行とか)
をするってすばらしいと思う。
よくわからなくなってきたけど
何がいいたいかというと
バランス感と物事の本質を見ようとする気持ちが大事ってこと!
世の中は頭のいい人が仕組みを作っているから
基本的に上には行きにくいようにできている。
(上にのぼる方法がわかりにくい)
そうしてた世の中で勝ちにいきたいのならば
自分を見極め、しっかりと戦略を練らなければいけない思う。
単純に人気のある外資にいって頑張って働けばいいというものではないのだ。
友人に借りた社会実業家の本を読んでいたら
こんなことを考えていた。
ちなみに本の内容は
社員食堂などに
普通よりも20円高いメニューを作り
その20円を発展途上国に寄付するというもの。
20円とは発展途上国の人々の給食1食分であり
そのメニューは他のメニューと比べ
ヘルシーにできている。
つまり先進国のメタボなどの健康問題と
発展途上国の食料危機を同時に解決しよう!
というものなのだ。
なにやらいいことばっか言ってる本なのかと思ったら
事業とはなにか、キャリアパスをどう考えるのか
といったとても現実的な話で面白かった。
小暮 真久
日本能率協会マネジメントセンター
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