一時は、日本の義務教育でも教えられた妄想話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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私が中学生だった頃は、義務教育でさえ教えられた朝鮮半島の話がある。
半島では今でも史実として教えたり、歴史ドラマにもなったりしているから、いまだに史実としているのだろう。

その寓話は、東明聖王とされる神あるいは人物の話だ。
ものによっては、東明聖王とチュモンを同一人物(神)とするものもある。

東明聖王は、約900年前に朝鮮で作られた半分は妄想小説である『三国史記』に出てくる神(人物)である。
チュモンも同じく伝説上の人物だが、朝鮮では同一視されていたりする。

ちなみに『三国史記』は、『魏志』のある『三国志』とは関係がない。
『三国志』を信じると、東明聖王が朝鮮を統一した時代は、朝鮮半島北部は漢の楽浪郡であり、大陸歴史とは500年くらいの差異がある。

南は更に遅い。

が、朝鮮半島などではいまだに神話教育が盛んである。