今年はつらかった。
いや、年賀状のお返しの話である。
もともと年賀状はあまり出さなくなってきたが、もらった賀状への返しくらいは礼儀だから書く。
昔から印刷ものは嫌いだから手書きだ。
が、これがつらい。
携帯に文字を打ち込むのとは違う。
去年頭をやってから、下手な文字が芸術的文字になり、自分でも読めない。
SP仲間なら知っている、宮親分あたりには恥ずかしくて出したくないが、相手様から来たら、そうもいかない。
ノーベル賞はまだかな?と思っていた高校の悪友は、米国で教授になっていた。
かつて、いかに授業をサボるか悪巧みを共にやっていたのが、かたやアメさんの教授。
かたや、病魔と貧困との闘いだ。
まあ、しょうがあんめいな。
すべて、自分の力のなさ。
悔やんだり、他人のせいにしても仕方ない。
自分の愚かさを笑おう。