【タブー?妄想】ユダヤ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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これは、私の妄想です。
たぶんに、インターネット妄想話の批判でもありますがね。

私の記憶によれば、似た妄想を抱いて毎日新聞だかから追放された人がいた気がする。


ユダヤと日本などで呼ばれている人たちは、大きくは2つに分けられる。

アブラハムの子孫である、イスラ・エルに率いられエジプトに移住した人々と、カスピ海に起源を持つ人々とである。

前者は、アメンホテプ4世のアメン神信仰から生まれた唯一神信仰グループであり、メソポタミア・ウルあたり起源の比較的単一に近い民族だ。


後者は、カスピ海あたりに源がある政治的な理由でユダヤ教信仰を選んだ国の末裔であり、モーゼには直接関係しない。

マスコミやインターネット世界では、もっぱらカスピ海系ユダヤをユダヤっだけ表し、両者を混同している。

マルクスやアンネなども、カスピ海系ユダヤである。
イスラ・エル系ユダヤは、基本的に今も貧しく慎ましやかな放牧生活をしている。
カスピ海系ユダヤからは差別されている人たちだが、日本の多くは、パレスチナの民といさかいを起こしているのは、もっぱらイスラ・エルの民であると信じていたりする。


世界政府だの、金融を牛耳るだのと言われるユダヤは、ほとんど全てカスピ海系ユダヤだと思われるが、マスコミなどは一切触れない。


触って飛ばされた新聞記者のトラウマからかどうかは知らないが、インターネット世界では両者の区別をしない話ばかりで、読者もほとんど両者を区別できていない。





ちなみに、モーゼはハリウッド映画『十戒』の影響があり、ラムセス2世と関連つけるのが常識となっている。

これは史実ではないだろう。
ラムセス2世の記録だけを信じるのは、ツタンカーメンの名前がエジプトファラオ系図から削除されたように危険だが、モーゼはラムセス2世の時代に活躍したのではない。

アメンホテプ4世の教えを受け継いだ、差別された民のようにメソポタミア起源の民の末裔であろう。


旧約自体が、シュメール神話に強い影響を受けている。

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