【人工知能】HAL9000の世界へ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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2001年宇宙の旅に、HAL9000という人工知能が出てくる。

HALはIBMと同じアルファベット並びであり、かつて世界最高企業と言われたIBMをもじったものだと言われていた。


生物PCや多次元PC、あるいはそれらを利用した人工知能というものは、HAL以前から予想されてはいた。

が、PCの発達は、予想されていた以上に早い。


昔は3年で能力が2倍、価格は半分と言われていた。

その後、その間隔が2年になり、1年半と言われるようになってきた。


今やそのスピードをも凌駕し、対数的進化を遂げている。



高校時代、当時最新のプログラムを組める機械が、高校に入った。

100万円(気分的に、今なら1000万)のおもちゃだった。

それでも、現在なら100円ショップにある計算機以下の能力しかなかった。

音楽の時間には、各人がバイオリンを握って授業を受けられるくらい金は豊富な公立高校だった。


大学に入って初めて計算機というものを、個人的に買った。

物理化学の試験は、計算機・本・辞書なんでも持ち込みありだった。

それでもできない。

だいたい、質問の意味さえつかめない。

が、対数計算できる機械があることは、当時は驚きであった。

友人の中には、計算尺を使って回答を出している人もいた。

ここで私は、追追試で何とか助けてもらっている。


いまだに、エンタルピーやらエントロピー、熱化学は嫌である。



そういう時代に比べると、いまは夢社会に近づいている。


日本もやがてはシンガポールのように、個人個人の行動を常時チェックすることも行うになるだろう。

いや、すでに一部そうなっているに違いない。


一部の人々には、厳しい社会ではある。

自分家の中でも、植木の水をかけすぎていたら、警官につかまる。


スキャンダルは秘め事ではなくなってしまうから、日本にあるような週刊誌の類は無くなるだろう。



反政府者は、国外追放となったりする。


いや、日本ではほとんど無理な話ですね。


だいたい個人行動を常時監視されるだけで、致命的アレルギーを発症する方々が出そうだ。

国の広さも違うし・・・・・・。