沖縄・コミバエ・コバルト・ジカ熱・2月11日 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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南西諸島が日本に戻ったころ、南西諸島は蚊程度の虫の駆除に躍起になったことがある。





ミカンコミバエという小さなハエのような虫だ。


元々は沖縄など南西諸島にはいなかったようだが、大正時代海外から入ってきたものらしい。


島々が日本になったこともあり、日本政府はこの虫の駆除に努めた。



その方法とは、おそらくコバルト同位体あたりを照射して不妊となった雄を大量に飛散させたものだろう。

数年から10年くらいかけて、根絶宣言がなされた。


野生生物が、こんなに短い期間に根絶できたことは画期的なことだった。


もちろん、薬や天敵による駆除のようなのんびりした方法ではない。





放射能だかなんだか知らないが、放射線というととにかく悪玉扱いだが、一方でこのような薬剤散布なしで、駆除に成果を果たしてもいる。





南米のジカ熱も、同様のことで駆除ができるかもしれない。
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