反日のところでも触れましたが、反日などを主張することは私は好きではありませんが、それ自体は非難しません。
ただし、あまりにインチキ、あるいは知識不足表現が多いと、読み手は信用しなくなります。
信者同士での回し読みならいざ知らず、ブログなど一般人にも流れるものの場合は、あと少し基礎事項を調べた方がよいと考えています。
これは反原子炉あるいは廃炉主義者の方に関しても、同様のことが言えます。
私も現在ある原子炉に関しては、非常に疑問を持ってみています。
が、多くの反対論者の意見は、最期まではほとんど読みません。
多くの場合がほとんど非科学的な感情論になっているからです。
具体的に書きますから、ブログなど世界中に流れる所に記事を書く場合は、一部マスコミのような非科学表現などはしない方がよいと思います。
とはいっても、何のことかわからない人もいるでしょうから、気になったことを書いていきます。
★反原発を訴える場合に注意すべきこと
(間違ったことを平気で使っている場合が多いと感じること)
1;マスコミが多用している放射能と言う言葉は、ほとんどの場合間違った使い方をしています。
一般人はおろか、反原発論を訴える自称専門家や政治家にも、非常に変な使い方をしている場合が
目立ちます。
放射能とは、その名前の通り『能力』です。物質などではありません。
誤用例 1;放射能が降ってくる
2;放射能の除染をする
3;海底には、放射能がたくさん堆積している
2;原子炉内で起こる核分裂反応は、水素と酸素で水ができるような化学反応とは全く違う。
このあたりを全く理解していない論がある。
また、もし本当ならノーベル賞1億個くらいの価値ある奇怪理論があったりする。
誤用例 1;放射能の中和
(意味不明。たぶん核分裂反応を、化学反応と同じように考えている)
2;微生物による放射能除去
(言葉の使い方もおかしいが、もしそんなことができたらタイムマシンも作れる)
3;基本がわかっていない。
放射能という言葉を、放射線や放射性物質の意味で使っている段階で理論としてはアウトだが、それ以外にも、基礎を全く理解していないと思われる意見などがある。
基礎知識無の例 1;水素爆発を防ぐために、原子炉底部に受け皿を設置する。
(なぜ水素爆発が起こるのか、全く理解していない)
2;オンカロのような安全な使用済み燃料保管庫を・・・・・
(オンカロは、実験施設であり、まだ実用していない)
3;ドイツのようにクリーンで安全な発電を・・・・・・
(国内で原発廃止しただけである。かなりの電力は原発由来である)
4;ドイツのような岩盤に・・・・・・・
(ドイツでは、岩盤保管において大きな事故が起きており、再考が必要)
5;ベクレル・グレイ・シーベルトなどの混同
(ひょっとすると違いが分かっていない人もいそう)
と言うように、あまりに基礎事項の誤りが多いです。
原発反対派の方、ぜひ学習を。
せっかくの理論が、漫談になってしまっています。
マスコミの専門家には、かなり???の方もいます。
そうした理論を書き写しただけだと、言葉は悪いですが、馬鹿丸出しになります。
