【危険な臭い】ミス・ワールド・カナダ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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その昔、アジアの歌姫と呼ばれる女性がいた。




その人気は、アジアを動かす2人のとさえ言われた。


1人は帝王・鄧小平であり、もう1人はこの鄧麗君である。

昼は鄧小平が、夜は鄧麗君が支配する)





日本では、テレサ・テンという芸名を持っていた。

日本と台湾は昔から友好国だったが、国際連合や安保理国のわがままから、日本はその友好国と友達付き合いをやめるよう強要された。


このため、この台湾に逃げてきた元大陸人の子である歌姫も、微妙な立場で生きなければならなかった。


日本への入国の際にも、当時は台湾の有名人なら当たり前の事例であるにもかかわらず、入国禁止にされたりしている。



生まれた時から、政治に弄ばれた。



彼女が有名になればなるほど、大陸国は苦々しく思うようになる。



彼女は、自由や人権と言う考えが理解できる、台湾と言う国で生まれ育った。


これがよくなかったようだ。



ある日、タイ北部のチェンマイで突如命を失った。

その死因は、マリリンモンローにも似ている。



いずれも、非常に疑問の残る死亡であった。






いま、この歌姫に似た女性が現れた。

その女性がミスワールド・カナダ代表という有名人になった時は、大陸系新聞もそれを祝福した。






しかしながら、この女性も、カナダと言う自由や人権、平等と言う言葉が理解できる国で生まれ育った。

だから、思っていることを言葉にした。






ミスワールドの本大会は、大陸で行われる。



なんとなく嫌な臭いを感じた。



アジアの歌姫のようにならなければよいが。