【教科書に載らない歴史】玄洋社頭山の育てた子たち=アジアの指導者たち | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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確か、なんかのマンガでも見た記憶があるが、明治時代に北九州・黒田藩藩士が中心になってできた玄洋社という団体があった。
この団体は、戦後すぐに消えたことになっている。

しかしながら、この黒田藩の情報コントロール&実力行使団体は、日本に限らずアジア全体に影響を及ぼした裏の実力者であり、それは一部インターネットなどで話題にされる、田布施システムとかいう絵空事とは違った事実に近く広い範囲のものだろう。
黒田如水は、今なお日本をコントロールしている。

いや、アジアの背後霊になっている。


そんな、玄洋社・頭山満と深い関係にあった人物の名前を挙げてみる。





・孫文
中華人民共和国と中華民国(台湾)は犬猿の仲だが、唯一孫文だけは、双方から尊敬されている人物だろう。
この日本でのバックが、頭山だ。
頭山は、アナキスト(無政府主義者)とも付き合いがあったが、同時に犬養や広田など首相や政財界にも顔が広かった。
孫文の2回目の亡命で匿われていたのは、頭山家のすぐ隣。




・蒋介石
孫文の後継者であり、中華民国の初代総統となった。
が、共産党勢力(現在の中華人民共和国)により、国を奪われ台湾に追われた。
孫文とは最終的に敵になってしまうが、彼のバックも頭山であり、日本では孫文同様頭山の隣家に滞在していた。









・ポーズ
インドの独立運動家であり、相馬家の婿となり帰化したベンガル政府官僚の子。
日本にカレーを伝えた人物としても知られている。 ポーズを相馬家に隠すことを工作した人物の1人が頭山。






・ファン・ボイ・チャウ

ベトナムの民族主義指導者。
死刑判決を受けたが、世論に押され恩赦・終身刑となる。

しかし、結局は獄死した。戦前のベトナム独立運動の中心人物。








・金玉均
李朝(現在の韓国+北朝鮮)の開明派政治家。
自国の王妃の指示を受けた暗殺者により、殺された。
その死体はバラバラにされ、朝鮮各地に分けられ民衆にさらされた。
なお、この妻子は死亡したとも言われ行方不明になっていた。

が、日本軍により偶然発見され救助された。
相当悲惨な状態だったらしい。

この金玉均の墓を青山霊園に建てたのが、友人・頭山である。
暗殺された日には、頭山の夢枕に立ったという話が伝わっている。



しかし、ひどい刑だわな。
大陸や半島では当たり前だろうけど。
文字通りの八つ裂き、見せ物。









・緒方竹虎
元朝日新聞副社長。

やがて自由党総裁となった 、正三位という極めて高位なアメリカのスパイとも言われる。

(中曽根元帥は従六位、田中角栄今太閤は無位、若槻礼次郎は従二位=皇族外実質最高位)



CIAではPOCAPONなるコード名を持つ、日本からアメリカへの情報提供者の代表であることは事実。

私の知る限り、日本人では最もCIA書庫保管ファイルが多い。

頭山とは同郷で、玄洋社とは広い交遊関係あり。
CIAが日本の首相にする作戦を立てていたが、副首相の時、急きょ死去した。


『一億総懺悔論』の中心。










・児玉誉士夫
戦後最大の黒幕とかフィクサーとか呼ばれる人物。
戦後の昭和日本の総理を誕生させる場合に、ほとんどすべて関わっていた様子。

若い時から頭山の門下生であり、赤尾敏などとも深い交流を持っていた。


真相は不明だが、死後前年にCIAのエージェントだったと告白した、との噂がある。

CIAのファイル数は緒方ほどではないが、確かに日本人では屈指。

セスナ機による自爆テロを受け家が破損されたあたりから、庶民にも知られるようになった。


この系列は、現在も日本のマスコミや世論、購買意識操作などに、たいへん大きな力を発揮している。