福一原発で使われた、原子炉内の様子を撮影した蛇型ロボットに関しての話だ。
おそらく、あれ1台を作るのに数千万。いや、億単位の金がかかっているだろう。
そう考えて、あの映像を見てみる。
人によっては、とんでもない金の無駄遣いと考えるだろう。
しかし私にとっては、驚異的な日本の技術の高さを知らされた思いだ。
あの機械を作れるのは、おそらく現在は日本だけだろう。
ああした機械を作っているらしいことは、なんかの報道で知っていた。
が、仮に作れてもほとんど映像などは見られないだろうと思っていた。
しかし、現実は違った。
あの環境の中で、かなり鮮明な画像を撮っている。
驚いた。
ああした動きをする機械ならば、日本の技術をもってすればそれほどは難しくはないことだろう。
しかし、映像をとらえ送信してきた。これがすごい。
どんな材料を使い、どんな風にγ線を防御したのだろうか。
億単位で数十分の命かい、と嘆く人もあるだろう。
しかし私には、驚きの映像であった。
このあたりも、報道の仕方によって視聴者の印象が相当変わってくるだろう。
土星の衛星に生物を探しに行く。
私には、それぐらいすごいことに感じた。
あんなことができるのは、SF世界でもMr.スポックくらいであろう。
おそらく、世界中の学者が驚嘆し、称賛しているに違いない。
追記
これを書いて、他のブログを見ていたら、なんと空き缶さんがあのロボットにクレームを入れていた。
あのお方は大学で原子力のご専門だったようですから、私などとは比べようもなくこのあたりの知識はおありになるはず。
が、このあたりの基本的な言葉の使い方がマスコミレベル。
つまり、ご専門とはとても思えないような言葉を使っていらっしゃる。
たぶん、あまりに高い知識をお持ちで、独自の見解に基づき記事にされていらっしゃるのでしょうね。
私にはそれをマスコミレベルとみてしまう能力しかないのでしょう。
しっかし、東工大工学部と言ったら、私の年代では工学に関しては東大以上のイメージ。
さすが表現が違う。
私には、単なる無知識人に思えてしまう。
おそらく、私の理解ができないほど高学歴・知識をお持ちなのであろう。
ものすごく高い知識をお持ちの方の表現や考え方は、マスコミとたいへん似たものなのですね。
空き缶さんのロボットに関する記事を読みまして、そう感じました。