あるブロガーさんが、新華社にすごいことが書いてあるというので見てみた。
いああああああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
中国はタイムマシンを発明したらしい。
我が国は第二次世界大戦で主要な戦勝国として戦い・・・・・・みたいなことを、なんと中国外相が国連安全保障委員会でおっしゃったようだ。
はあ????????????????????????????
無かった国が、どうやって戦争に参加できたの?
第二次世界大戦で戦勝国になったのは、新しい国・中華人民共和国の敵である中華民国です。
敵の手柄を自分のものにしてしまっている。
名前は似てるけど、中身は全く別ですがな。
こんな話を信じてしまう人がいるのだろうか。
いや、いるのだろうな。
あちらでは、知識のある人たちや事実を訴える人の多くは、文革で消えていった。
だから、中華人民共和国が第二次世界大戦の勝者だから国連の安全保障理事国になっているのだというような、ドラえもんのどこでもドア話を本当だと思ってしまう人もいるだろう。
いや、変な歴史を教えている日本さえその例外ではなく、それほどは多くはないと思うが若者などは信じてしまうかもしれない。
しかしなあ。
こんな見え見えの嘘までつかなければならないあたりに、生まれたばかりの国の憐みを感じる。
70年の歴史を、4000年とか5000年に引き延ばさなくてはならないのだ。
中華人民共和国に5000年の歴史があるならば、アメリカ合衆国も1万年くらいの歴史があるだろうし、インドネシアなどは5万年、タンザニアに至っては30万年の歴史がある。
大笑いさせてもらったが、こんなことが本当そうに流れてしまう現実には寒気も覚えた。