昨日の地震の震源地を、気象庁は100 kmずれて発表していたらしい。
マグニチュードエネルギーが5倍や10倍違ってしまうのはよくあることだし、中華人民共和国のようなマグニチュードの発表の仕方もあるから、規模の差異は仕方がない。
しかし、地元気象庁が外国やその他機関の発表より1日遅れて震源地が100kmずれていましたと言うのは、どうなのだろう。
地元で詳細データがあるが故に、かえって大きな誤差が出てしまうことがあることは理解できる。
たとえば2年くらい前にもあったが、奈良で大地震発生として携帯電話がぶるぶる震え緊急地震速報が流れてしまったことがあった。
これも、震源と規模推測システムの設計ミスだろう。
現在の緊急速報システムでは、こうしたことはありうると思う。
これらは、気象庁の地震規模と震源予測システムの問題、つまりソフトの問題であることはまず間違いない。
偶然ほぼ同時に震源の違ったが起こると、こうした計算ミスをしてしまうのはなんとなくわかる。
それにしても、いささかお粗末なソフトだなと感じてしまった。