金になるからだろう。
仏教は、李氏朝鮮時代には徹底的な差別を受けた。
ほとんどの僧侶は奴婢階級にされ、漢陽(現在のソウル)に入ることは許されなかった。
また、国定寺院は従来の2%あまりに激減され、大部分の寺の土地や奴隷は没収、廃寺となった。
だから、当然ながら古い仏像などない。
仏像自体に希少価値がある。
そこで、警備が手薄で近場の対馬を狙うわけだろう。
いまだに、国宝の仏像も返されていない。
ただし、こうした李氏朝鮮時代の排仏や僧侶差別は、本国では教えていないのだろう。
自国の歴史書は漢文なので、多分自国の歴史書を読めない人もいるに違いない。