【いかにもそれっぽいニュース】USA | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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一昨日のこと。
バイデン副大統領は、女性蔑視や家庭内暴力における女性問題を取り上げており、米国はこうした問題に真摯に取り組んできたといった趣旨のメールを流していた。

昨日、それを嘲笑うかのような事件が発覚する。
黒人女優ダニエル・ワッツさんが、実質夫である白人男性とキスをしていたら、警察から売春婦と勘違いされ、手錠をはめられ逮捕されてしまったらしい。
結局無罪放免となったようだが、この事件の裏には、いまだに根強い黒人差別、女性蔑視があるのだとわかる。


バイデン副大統領のメールを、嘲笑うかのごときタイミングで起きたこの事件。

いかにもアメリカらしいと言えば、アメリカ合衆国らしい。



しかし、こうした感覚は、イギリスの方がいっそう強い気もしないではない。

だから今でも、まだ国歌6番をそのまま残している。

Rebellious Scots to crush(反逆者のスコット野郎を打ち破らむ)


あるブロガーさんが記事にしていたが、007もある意味スコットランド人差別の映画とも考えることができる。

007と言ったなら、私の世代ではショーン・コネリーだが、彼がスコットランド独立賛成派なのは興味深い。


以前にも書いているが、スコットランドが動くと、スペインにも飛び火する。
さらに、ウイグルと呼ばれるようになった東トルキスタンにも微妙に影響する。
日本ではウクライナ、イラク、シリア、パレスチナにしか話が行っていないが、アフリカ各国、南米各国にも大きな影響を与えるスコットランド独立問題。

独立しても、あるいは独立が否定されても、大きな傷痕を残す。



日本の歌になってしまった『蛍の光』も、なんらかの影響があるかも知れない。

スコットランドが独立したなら、ネッシーがまた現れ、ミラクルサークルが一気に増えそうだ。

ノーチラス号の行方も気になる。いや、ノーチラス号はフランスに隠れているのかな。
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