一連の朝日新聞の捏造、誤報などに関しては、インターネットを見る限りにおいては、発刊停止すべきだとか、倒産しろとか言った意見が目立つ。
しかし、私はそうは思わない。
朝日新聞には、ずっと営業を続けていただきたい。
ただし、注文がある。
朝日新聞が最初に報じ、今や世界中に流れてしまっている案件、あるいは半分歴史的事実とされている案件に関して、真摯に検証していただき、これを日本国内だけではなく、海外にも発信していただきたい。
朝日新聞にはWikipediaレベルの情報でさえ、たくさんの捏造、誤報があることが分かる。
本来なら、それぞれについての検証と再発防止策を講じるべきだろうが、これには天文学的な時間と労力が必要だろう。
だから、私はせめて下記の3つに絞って、その事実検証だけでもすることを希望したいのだ。
1、関東大地震後の朝鮮人大虐殺報道
なにを今さら、と思われる方もいるかも知れない。
しかし、これは実は未来の話に通じる。
韓国のマスコミをご覧の方なら知っているであろうが、あちらでは今、一部でこの話題を取り上げたりしている。
その理由は予想がつく。いや、かなりの方が推測できるのではないだろうか。
この問題は、新たな慰安婦問題になる可能性があるわけだ。
また、ブログなどを見る限りにおいては、デマレベルの話に羽を生やしてしまっている。
確かこの話の発端も、朝日新聞のはず。
どうしてそのような報道をしたのか。
それによって、警察や民間人はどう動いたのか。また、朝鮮人の人たちはどんな動きをしたのか。
さらに、それにより何人の日本人、何人の朝鮮人が犠牲になったのか。
さらに、情報を最初に流した朝日新聞は、それに対してどう行動したのか。
また、官権はどんな指示をしたのか。
このあたりを、十分に検証し、特に韓国に向かって発信する必要があるだろう。
第二の済州島慰安婦話を作らないために。
2、南京大虐殺報道
これに関しては、朝日新聞のスター記者H氏の著書もある。
また、H氏が中心となって監修した、日本軍人の日記をまとめた大作もある。
南京大虐殺の証拠とされている全写真の検証(どこの誰から入手したのか、映画などからのコピーなども)を含め、日記類の検証、事実確認をしっかり行って欲しい。
特に、南京大虐殺を報じた最初の経緯、当時の国際連盟の見解。
実際に南京にいた外国人、民間人の記録などからわかることをしっかり検証すべきだ。
また、最初に大虐殺やらを報じたマスコミ関係者についても、しっかりとした検証が必要だろう。
かつ、それを実体験したと、つまり伝聞ではなく自分が行った、見たという人たちに絞り話をまとめるべきだろう。
もし、いればだが。
3、従軍慰安婦
これは、今回の捏造報道で明らかになったが、身内は倉庫に隠したまま、第三者にばかり責任をなすりつけているのが分かる。
気持ちは分かるが、U氏やW氏への聞き取りは当然として、U氏に関しては、その近辺も十分なる聞き取りをし、事実を明らかにする必要がある。
同時に、証拠写真とされているものに関しては、元写真のトリミングのような加工修正、あるいは全く関係のない修正との合成(自社で別目的で使用)を含め、詳細な検証を望みたい。
最低でも、以上3つについて検証し、世界に発信するのが、朝日新聞がすべきことだろう。
国際連合や外国議会での証拠とされ、我が国に計り知れない損害を与え、我が国の人々のため命を亡くされ、また現在海外で必死で現地のために働いている方々、罪もないのにいじめにあっている子どもたちのことを考えれば、これは当然なされるべきものであろう。
もし、日本人のためのマスコミ、企業ならばの話だが。
まあ、現状からみて、ほとんど不可能に思えてしまうのが、偽らざる心境だ。