追記
気象庁マグニチュードも、3、4回変わっています。
参考;マグニチュードが1違うと、約32倍の規模の違いがあります。
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その時私は、建物の5階、一般住宅なら10階か12階に相当する場所にいた。
耐震設備のあるその建物でさえ、それは尋常な地震でないことは分かった。
初期微動を感じて、すぐに携帯で震源地と暫定マグニチュードを見た。
宮城沖
マグニチュード……。
えっ?8.2?!(防災研の瞬時データは、確かそのくらいだった) 。
なんかの間違いだろうと思った。
このマグニチュードはのちに9という、有史以来屈指の規模のものとなる。
しかし、暫定値の8.2という値でさえ、想像を絶する規模だ。
関東大地震とは、1桁近い違いのある巨大地震。
私の生きているうちに、日本でマグニチュード8を超える地震というのは、千島列島付近を除いて起きないだろうと思っていた。
だいたい、2日前には同じ場所でマグニチュード7クラスの大地震があった。
起こるとしたら、その余震のマグニチュード6かマグニチュード5レベルだろうと思っていたからだ。
その段階で、私なら戒厳令を出した。
仮にそこでは無理としても、巨大な津波の第1波が到達したと分かった時点で、戒厳令をしいた。
自衛隊の救助の邪魔になる、マスコミのヘリコプターなどを飛ばせないようにした。
ただ、「屋上で救助を待っています」だのという報道をするだけの、マスコミヘリコプター飛行は制限した。
非常に非常識な、テレビクルーなどの立ち入りを制限した。
あの時、戒厳令、いや非常事態宣言は、いつ出たのだろう。
村山さんの時の阪神大地震対応もひどかったが、東日本大地震の時のカンテイはひどさのレベルが違っているようにカンじる。
世界の歴史に残る、悲惨低能政府だろう。