【比較】風水と憲法9条 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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かつて魔物から身を守るためには、結界をつくり、あるいは護符をはり、時に枕元に刀を置き、場合によっては女性が尻を出して退散させた。
その方法は、当時の科学では魔物から身を守る、正しい方法であった。

また、これはごく最近の話だが、お隣では北の脅威を減じるために、風水でこれを封じた。
まだ、5年も経っていない話だ。

さらに、我が国では敵の侵入は憲法9条が守ってくれることになっている。



憲法9条は、確かに世界に誇れる素晴らしい法律だ。
しかし、残念ながら、憲法9条おかまいなしの相手には、なんら効力がないばかりが、侵略するのには都合が良い決まりだ。


チベット、東トルキスタン、内モンゴル、ブータンの一部。
平和的で武力のない地域は、みな侵略された。
東トルキスタン、つまりウイグルなど、最近はニュースにならないほど情報が出てこない。

インド、ベトナムとはちょくちょくいさかいを起こしている。日本の報道に載せないだけであり、それは無いという意味ではない。
フィリピン、中華民国、マレーシアとまで、排他的経済水域や所属をめぐってもめている。いや、一部はインドネシア、ブルネイにさえひっかかる。
カンボジア、タイ、ミャンマーにも影に日向に力を及ぼしているし、ラオスなどはほとんど自国の自治区気分かも知れない。

ウスリー川付近をめぐっては、しばらくするとロシアともまた一戦交えるかも知れない。


こうした状況で、日本の3、4倍の14兆円の軍事費を持つ大国に、はたして憲法9条の護符だけで守れるだろうか?


戦争はしてはならない。
しかし、相手が攻めてきたなら、憲法9条を前面に出しても相手には痛くも痒くもない。


チベット、東トルキスタン、内モンゴル、ブータン、東北満州の現実や、最近見たベトナムの実状を、しっかり見るべきだ。


戦争を仕掛けられないような状況を作っておくことが、結果的に戦争を起こさせない。


日本人的良心は、残念ながら通用しない相手も多い。