【不思議の極み】なぜ、そこまで突っ張れるのだろう | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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今朝方も日記に書いたが、もし報道が事実なら、なぜそこまで突っ張れるのだろう。

かつて考古学の世界でマジックハンド、いやゴッドハンドとの異名をもらった、詐欺専門の学者がいた。
彼は、次から次へと考古学上の大発見と言っていい発掘を行っていた。
が、後にそれが自作自演とわかる。
あらかじめ物を埋めておき、そこを発掘して、考古学界の常識を覆す発掘を次々と行っていたのだった。

アメリカ合衆国にも、それまでの理論を覆す発見をした物理学者がいた。
しかし、結局その発見は、コンピュータの中で作った実験であることが分かってしまう。
実験ノートらしいものもなかったことが、後に分かる。


今回の件は、インターネット世界でなら2月下旬には決着がついていた。
おそくとも、4月にはインチキも明らかになり、別の免疫学の専門家が、生まれるはずのないマウスであることを暗示していたから、もう終わったと考えていた。


が、まだやっている。

そのエネルギーはどこから出るのだろうか。


とんでもない詐欺師だとは考えているが、そのパワーには驚く。


話は違うが、いわゆる従軍慰安婦ストーリーと同じ臭いを感じている。


そのパワーには、驚くしかない。


生化学知識が全くなかったら、信じてしまうだろうな。あれだけ粘っていたら。

だから、明日講演の河野さんも信じてしまった。

隣の部屋で講演するテキサス親父の話に耳を傾けるべきだが、今さらどうしようもないから、多分あの方は一生嘘を飲み込んだままこの世で過ごさなければならない。

自称従軍慰安婦は、たぶん芸能人だからいいかも知れない。
しかし、かりそめにも政治家ならば、大変だなあ。
人生。


また、仮にも科学者と呼ばれた時期があったのなら、マリオネットも。


いや、マリオネットはなーんも分からない、やはり芸能人かも知れない。


怒りより、そのパワーに感心してきた。


やはり、違うなあと。