先に挙げたデータならびにグラフに、入力ミスがありました。
(オロチョンならびに沖縄)
お詫びして訂正します。
また、これら調査は多々データがあり、かつ分類が古いパターンがある場合、調査地域による差異がある場合もあることを誤考慮ください。
ただ、全体の傾向が大きく変わるものではありません。
なお、アンダマンにDのあるデータもあります。しかしアンダマンのDは日本人のD2とは異なりD※という、日本人とはいささか異なるグループです。
★画像がはみ出てしまう場合には、クリックすると全体像になります。
★携帯からですと、グラフが二重表示される場合もあるようです。修正の仕方が分かりません。ご容赦ください。
Y染色体ハプログループ分布
脱アフリカの順に、おおかまに以下のように分けられる。
①C系統
CR(脱アフリカ全体)グループの一番古い型?
特に古いと思われるC1を残すのは、日本人のみ。
②DE系統
脱アフリカ第2グループで、のちにDとEに分離。
日本人単独のD2発生は1万3千年前か?
③NO系統
脱アフリカ第3グループのうちの東洋人に多い型の一部。
あと少しだけ細かく分類すれば、下記のようになる。
あまり細かい分類では、かえって見辛いために、このくらいの粗さのほうが、違いが分かりやすい。
C系統→青、水色
DE系統→黄緑、緑、モスグリーン
ON系統→黄、オレンジ、赤、紫
★C1ならびにD2を1大量に持つ民族は、日本人のみ。

参考
勉誠出版
崎谷満著
『新日本人の起源』神話からDNA科学へ
ISBN 978-4-585-05421-4