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大英は、いまだに世界最大の広さを持つ連邦だ。
日本の、８０倍以上の面積を持つ国々を従えている。
その足元で、今大きな波が立とうとしている。
大英連邦歌で敵扱いされている、ブリテン島北部・スコットランド独立の動きだ。
スコッチウイスキーやネッシーなどでもお馴染みの地域である。
投票により、独立賛成派が過半数を取る可能性も否定はできない。
万が一スコットランド独立となれば、ヨーロッパだけではなく、アジアにも大きな波がやってくるだろう。
まず、北アイルランドが騒がしくなる。
ビルバオあたりでは、スペインからの独立運動が加速される。
大陸では、東トルキスタンやチベット、あるいは内モンゴル、満州付近にも火の粉が飛ぶだろう。