これは非常に苦しい言い訳だ。 
他所とも相談しじっくり考えて、そうした答弁になったのだろうが、たぶん小学生でも疑問を持った子がいるかも知れない。 
いずれにしても、タンクに水面測定用の赤外線機器ぐらいは最低設置してあるだろうから、あと少し考えた答えをしないと、後でさらに傷口を広げる。 
同時に、万が一答弁にあった理由で排水弁を常時開放していたならば、第2の一時溜水場を設け、入水の放射線を常時監視するのは常識だ。 
しかし、現状ではそのスペースを見いだすことは不可能だろう。 
だから、結局、現在のタンク式だけで継続しなければならない。 
万が一、いや兆が一、水面測定機器がなかったなら、即設置すべき。 
が、まさか設置していないということはないだろう。 
そう、これはあくまでも万が一、兆が一、そうした基礎の基礎の基礎の基礎の基礎の基礎の機器設置がない場合の話である。   
でも、待てよ。 
東海では、ウランかプルトニウムを人がバケツで出し入れしていたし、福島でも新聞紙とおがくずで流水を止めようとしていたなあ。 
まさか……。