
私が夢の中では出版済みの作品に、『日本人はシュメール人である』というSFがある。
残念ながら現実にはなっていないが。
今日、ある論文を見ていて、この夢物語はまんざら眉唾でもないぞと感じた。
その論文というのは、アルコール分解ならびに解毒に関する、ある特殊な遺伝子のことである。
あまり細かい話をしても仕方がないので簡単に説明すると、酒を飲んで酔いやすいというのは、アルコールが体内で変化したアルデヒドという毒物の解毒能力におおいに関係する。
この解毒に関与するものを、遺伝子H、遺伝子Lとしよう。
この2つは全く別の場所に存在する。
ところが、この2つの遺伝子H、ならびに遺伝子Lに変異があると解毒作用が極端に悪くなり、酔いやすい体質となる。
この遺伝子の変異したものに関して、半世界的な(ユーラシア中心)分布を調べた学者がいる。
と、両者とも似たような変異率を示す分布図ができた。
その分布図を見て、はっとした。
この変異が高い地域、つまり酔いやすい体質の人たちが住む地域は、チグリス・ユーフラテス川沿い(特に下流域)、中国河南、日本南部から関東あたりまでの地域に顕著なのだ。
これら2つの遺伝子は近隣ロケーションになく、近隣で起こりうる同時変異は考えにくい(近隣にある遺伝子は、近くで起こる変異に影響を受けやすい)。
つまり、この2つの遺伝子変異分布がオーバーラップすることは偶然ではなく、なんらかの血の繋がりを示すものに違いあるまい。
シュメール語と日本語は、非常に似たつくりをしている。
夢物語と考えていた『日本人はシュメール人である』の傍証が、またひとつ増えた。
日本とエジプト、あるいは日本とユダヤの風習が似ているのは、これらが同じ民族なわけではなく、エジプト、ユダヤ、日本とも、シュメールの影響を受けたからではなかろうか。特に、日本人は、ひょとするとシュメール人の直接の子孫ではあるまいか。
この遺伝子変異に関する論文は、そんな妄想を抱かせてくれた。

話は変わるが、以前何度か記事にしている、発表ベクレルのいい加減さ、全く計測していないα線、β線の危険性を、ちゃんとした放射線医療30年のプロが指摘し、政府とマスコミのでたらめさなどを嘆いている文字になった記事をみました。
エセ占い師の私の考えと、全くと言ってよいほど同じ内容。
エセ占い師として、過去記事内容にずいぶんと自信が湧きました。
ただ、放射線の知識がほとんど無いと、発表されている数字に惑わされたり安心したりしてしまうのでしょうね。
まあ、このあたりの原発直後の政府とマスコミの流した内容は、9割以上?がつきますし、最初から私は信用していませんでしたが。
しかし、あのポストなり計測器で、儲かったんだろうなあ。
かなり高価なものでも、大半はα線、β線は計れないうえ、γ線のごくごく一部しか計れず、値は推定値のさらに推定値さらに推定値なんですがねえ。