そうですか。すべてを壊したい欲求にかられたのですね。 
で、その感情が湧いてきた頃に、何か変わったことはありましたか?  
ほうほう。年上の部下が結婚された。 
ははーん。それですな。 
その部下を、ボコボコにしてやりたくなったりしませんでしたか?
ああ、やっぱりね。 
典型的な症状ですな。 
じゃあ、処方箋を書いておきます。それから会社を休むのでしたら、診断書を出しますが。 会社に提出しなくっちゃいけないでしょ。
はっ? 
えっ?! 
ああ、失礼。 
経営者の方だったのですか。 
※ 
これは小説であり、似たり寄ったりの事実とは、おそらく関係がないと思います。
なお、そういう方の特徴がはっきり見えましたので、以後これに関わることはあまりしません。 
ただ、その裏での動きには常に注視していきます。 
それが消えた彼へのなにでしょうな。 
しかし、あの個人に関しての記事は控えよう。 
病気なら仕方あるまい。 
ただ、だからと言って、すべてが許されるわけではない。 
法的なことは分からないが、その義務を免れたなら、同時に手放さなければならないものもあるだろう。